中小企業のホームページ制作の流れ 完全ガイド|費用・依頼先・公開後の集客
ホームページを作ったのに、問い合わせがほとんど来ない。リニューアルしたいが、何から手をつければよいか分からない。BtoB中小企業の経営者から、よく聞くお悩みです。
成果が出ない原因の多くは、予算や制作会社ではなく、ホームページを「作ること」をゴールにしてしまうことにあります。私たちは「Webサイトは集めるツールではなく、選ばれるためのツール」と考えています。
本記事では、これからホームページを作る・作り直す経営者向けに、費用・制作の流れ・会社選び・公開後の運用までを順に整理します。
こんな方におすすめの記事です
- 初めてホームページ制作を検討しているBtoB中小企業の経営者
- ホームページはあるが、問い合わせがほとんど来ない状態が続いている方
- 制作会社を比較しているが、どこを選べばいいか判断軸を持ちたい方
- 費用を抑えながら、受注につながるホームページを作りたい方
- 公開後の運用まで含めて伴走してくれる依頼先を探している方
この記事でわかること
- 中小企業のホームページを「営業基盤」として機能させる考え方
- 制作費用の相場と、費用を左右する4つの要素の全体像
- 自作・フリーランス・制作会社・サブスク型の比較と選び方
- 依頼から公開までの8ステップと、制作会社選びの5つのチェックポイント
- 公開後に問い合わせが安定して来るHPに育てる3つの施策
いまのWebサイトの課題はどこにあるか|無料診断(1分)
- ホームページはあるが、問い合わせにつながっていない
- 何から手をつけるべきか、優先順位がつけられない
- 施策は打っているが、成果が出ているか判断できない
中小企業がホームページを「営業基盤」として持つべき3つの理由
ホームページは、会社案内の置き場ではなく、問い合わせと商談を生み出す「営業基盤」として持つ必要があります。理由は3つです。
理由① 比較検討フェーズで必ず参照される場所だから
紹介・展示会・営業訪問で出会った相手も、発注を決める前に、多くの場合ホームページを確認します。「信頼できそうか」「自分たちの課題を解決してくれそうか」を判断するためです。
紹介からの問い合わせが伸び悩む会社では、紹介先の担当者がホームページを見ても判断材料が見つからず、検討の手前で止まっていることがよくあります。
つまりホームページは、接点を持った相手が比較検討で見に来る場所です。会社案内しか載っていなければ、価格だけで比べられたり、連絡が途切れたりします。人を集める前に、見られたときに信頼を返せる状態かを確かめましょう。
理由② 営業活動とリンクして、お客様との接点を増やす経路として機能するから
紹介や展示会だけでは、出会える数に限りがあります。ホームページが営業の延長で働くと、検索・SNS・フォローメール・展示会後の再訪問など、複数の経路が加わります。
経路は、自社の営業活動と相性の良いところから太くしていくのが現実的です。たとえば、展示会のチラシのQRコードから特定のページへ案内する。フォローメールや商談で、事例ページを案内する。こうした小さな積み上げが、Webからの問い合わせにつながります。
理由③ 資料請求や無料相談を通じて、見込み客の獲得ができるから
ホームページならではの役割は、「資料請求」「問い合わせ」「無料相談」「無料診断」を用意し、訪れた見込み客の連絡先を得られることです。
BtoBでは「興味はあるが、電話で話すのはまだ早い」と感じる人が多くいます。資料のダウンロードや無料診断のような小さな一歩を用意しておくと、検討の初めの段階でも連絡先を残してもらえます。
連絡先が分かれば、メールや電話で関係を続け、検討が進んだところで提案できます。紹介や展示会だけでは追いきれなかった「検討中」の相手とも、つながり続けられるようになります。
アクセスはあるのに問い合わせが少ないなら、まず資料請求や無料相談などの入口があるかを確かめてください。
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中小企業のホームページ制作費用|5つの選択肢と相場早見表
ホームページの費用は、制作方法・ページ数・デザイン・機能によって、月数千円から数百万円まで幅があります。まず全体像をつかみましょう。
制作方法別の費用相場(BtoB中小企業向け)
| 制作方法 | 初期費用の目安 | 月額費用の目安 | 向いている会社 |
|---|---|---|---|
| 自作(AIや作成サービスを使う) | ほぼ0円 | 数百〜数千円 | 起業直後・予算が極小の会社 |
| フリーランスに依頼 | 10〜50万円 | なし〜数万円 | 予算を抑えたい・小規模な会社 |
| サブスク型制作会社 | 0〜数万円 | 1〜3万円/月 | 更新と運用を伴走で続けたい会社 |
| 買い切り型制作会社 | 30〜150万円 | なし〜保守費 | 初期費用で所有したい会社 |
| 大手エージェンシー | 100万円〜 | 別途見積もり | 大規模サイト・ブランド重視の会社 |
制作会社に依頼する場合、30〜100万円がひとつの目安です。ただし、相場の範囲内なら適正とは限りません。目的と必要な機能を整理し、何に費用がかかっているかを確かめましょう。
相場と見積もりの読み方は、こちらで詳しく解説しています。
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費用を左右する4つの要素
① ページ数
ページ数が増えるほど費用は上がりますが、多ければ成果が出るわけではありません。最初は10ページ程度から始め、記事を積み上げていくほうが費用対効果は高くなりやすいです。
② デザインの自由度
テンプレートなら費用を抑えられ、フルオーダーは品質が上がる分、費用も増えます。BtoBでは見た目の華やかさより、信頼が伝わるかが大切です。
③ 機能の有無
機能を足すほど費用は上がります。最初に必要なのは、問い合わせフォーム・アクセス解析・スマホ対応の3つです。そのほかは必要になってから足せば十分です。
④ 原稿・写真の準備範囲
原稿や写真を自社で用意できれば、費用を大きく抑えられます。原稿のたたき台を自社で作り、制作会社に仕上げてもらう形が現実的です。
制作費だけで判断しない|継続費用の全体像
ホームページは公開後も費用がかかります。制作費だけで比べず、総額で考えましょう。
- ドメイン代は年間1,000〜3,000円程度かかる
- サーバー代は月額500〜3,000円程度が目安になる
- 保守・セキュリティ対応は外注で月1〜3万円程度かかる
- コンテンツ更新は自社対応なら0円・外注なら月1〜5万円程度
- サブスク型はこれらが月額に含まれるため総額で管理しやすい
維持費の内訳と抑え方は、こちらで解説しています。
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制作前に必ず決める4つのこと|目的と優先順位の整理
「とりあえず作る」と、あとから足りないものや余計なものが見つかり、費用が膨らみます。制作の前に、次の4つを決めておきましょう。
制作前のコンセプトの決め方は、こちらで詳しく解説しています。
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決めること① 何のためのHPか(目的の明確化)
目的によって、必要なページや機能は大きく変わります。多くのBtoB中小企業では「問い合わせを増やす」と「信頼を得る」が最優先です。
- 問い合わせ獲得を目的として、紹介・展示会以外のルートを作る
- 信頼構築を目的として、商談前にHPで与信を担保する
- 採用強化を目的として、求人サイトに頼らず自社採用を強化する
- 既存顧客フォローを目的として、サービス情報や事例を継続発信する
決めること② 誰に届けるか(ターゲットの解像度を上げる)
「中小企業の経営者向け」では広すぎます。たとえば「従業員30〜100名のBtoB製造業・窓口は購買担当・決めるのは社長」まで絞ると、載せる情報と伝え方がはっきりします。
決めること③ 何をゴールにするか(行動を促す動線の設計)
BtoBでは、いきなり問い合わせるのはハードルが高いものです。資料のダウンロードなど小さな一歩を入口にし、メールで関係を続けながら問い合わせにつなげます。
- 問い合わせや無料相談は、検討が進んでいる見込み客向けのゴール
- 資料ダウンロードは、比較検討中の見込み客向けの入口になる
- メルマガ登録は、潜在層との長期的な関係づくりに有効なゴール
- 段階的なゴール設計でHPからの問い合わせ件数が安定する
決めること④ どのように運用していくのか
「誰が・何を・どのくらいの頻度で更新するか」を決めておかないと、半年後には情報が古くなり、信頼が下がります。社内でやるか、外部に頼むかも最初に決めておきましょう。
- 更新頻度の目安を決める(お知らせは月1〜2回・事例は四半期1本など)
- 更新の中心になる担当を社内か外部かで決めておく
- CMS(WordPress等)を使い、社内でも修正できる構成にしておく
- サブスク型は月額に更新・相談対応が含まれるため伴走しやすい
- 更新が止まると情報が古くなり、見込み客の信頼を損なう
制作方法の選択肢|自作・フリーランス・制作会社・サブスク型を比較
制作方法には、それぞれ向き不向きがあります。一番安い方法が、結果として一番高くつくこともあるため、初期費用だけで決めないことが大切です。
自作する場合(AIや作成サービスを使う)のメリット・デメリット
今は、AIやサイト作成サービスを使えば、専門知識がなくても短時間で見た目の整ったサイトを作れます。
- メリット:早く・安く作れて、文章や写真を自分で直せる
- メリット:制作会社に頼む前の「たたき台」づくりにも使える
- デメリット:誰に向けたサイトか、なぜ自社を選ぶべきか、事例、問い合わせまでの道筋は、自社の情報と考えがないと作れない
- デメリット:事実と違う内容や、他社と似た文章が混ざりやすく、確認に手間がかかる
- デメリット:公開・ドメイン・問い合わせフォーム・アクセス計測・セキュリティの設定は自分で進める必要があり、更新も止まりやすい
起業直後や、たたき台づくりには向いています。問い合わせを増やしたい段階では、中身の設計を人が担う必要があります。
フリーランスに依頼する場合のメリットと注意点
費用を抑えながら一定の品質を求めるなら、フリーランスは有力な選択肢です。ただし品質や対応力は人によって差があり、担当が1人のため、トラブル時や公開後の対応が遅れることもあります。
制作会社とフリーランスの比べ方は、こちらで解説しています。
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制作会社(買い切り型)に依頼する場合の特徴
チームで作るため品質が安定しやすいのが強みで、30〜100万円程度が相場です。一方、公開後の更新を頼むたびに費用がかかることが多く、「作ったけど放置」になりがちです。
サブスク型制作会社に依頼する場合の伴走モデル
初期費用を抑えて早く公開でき、更新・保守・相談が月額に含まれる方式です。「作って終わり」にならず、育て続けやすいのが強みです。担当者がいない会社でも、更新が止まりにくくなります。
サブスク型と買い切り型の比べ方は、こちらで詳しく解説しています。
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ただし、解約時のデータの扱いや、長く使ったときの総額は、契約前に確かめておきましょう。契約で確かめるポイントは、こちらで整理しています。
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ホームページ制作の流れ|依頼から公開までの8ステップ
制作会社に頼む場合、期間は1〜3か月程度が目安です。各ステップで自社が準備することを知っておくと、追加費用や遅れを防げます。
依頼から公開までの全工程(8ステップ)
| ステップ | 内容 | 発注側の準備 |
|---|---|---|
| ①目的・要件の整理 | HPの目的とターゲットを明確化 | 競合サイト・参考デザインのリストアップ |
| ②制作会社の選定・見積もり | 複数社から提案・見積もりを受ける | 予算・納期・要望を整理した依頼書の用意 |
| ③契約・キックオフ | 方向性の合意・契約締結 | 契約書の確認(著作権・解約条件) |
| ④サイト構成・ワイヤーフレーム | ページ構成と動線の設計 | 掲載内容・ページ数の確認と承認 |
| ⑤デザイン制作 | ビジュアルの方向性を決める | ロゴ・ブランドカラー・写真の準備 |
| ⑥原稿作成・コーディング | 文章と機能の実装 | テキスト原稿・写真の支給 |
| ⑦テスト・修正 | 全ページの表示・動作確認 | 全ページのチェックと修正指示 |
| ⑧公開・解析設定 | 公開とGA4・サーチコンソール設置 | Googleアカウントの準備 |
各ステップで特に注意すべき5つのポイント
スケジュールの目安は、こちらで確認できます。
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STEP1 目的を1つに絞り、数字で置く
目的を並べすぎると、どのページも中途半端になります。一番の目的を1つに絞り、「月に問い合わせ◯件」のように数字で置きましょう。
STEP3 契約時に確認すべき4点
契約は、あとのトラブルを防ぐ一番の確認ポイントです。次の4点を確かめてから契約します。
- 著作権の帰属先が制作会社か発注側かを明確にする
- 解約後にドメインとサイトデータを持ち出せるか確認する
- 修正対応の含まれる回数と、追加費用の条件を確認する
- 納期の定義が公開日か制作完了日かを明確にする
契約書で見落としやすい点は、こちらで解説しています。
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STEP6 原稿作成で成果を左右するポイント
原稿は「私たちはこういう会社です」ではなく、「こういう課題を、こう解決します」という視点で書きます。比較されたときに選ばれやすくなります。
STEP7 問い合わせフォームは、送信から自動返信まで通しで試す
一番大切なのは問い合わせフォームです。実際に送信し、社内への通知、相手への自動返信、迷惑メールに入らないかまで、パソコンとスマホの両方で確かめます。
STEP8 公開後に必ず設定する2つのツール
公開と同時に、GA4とGoogle Search Consoleを設定します(どちらも無料)。どのページが見られ、どこで離れているかが分からないと、改善できないためです。
制作会社の選び方|中小企業が失敗しない5つのチェックポイント
よくある失敗は、デザインや安さだけで選ぶことです。選ぶべきは、見た目に加えて、比較検討で選ばれる仕組みを一緒に作れる会社です。
制作会社を選ぶ5つのチェックポイント
① BtoB中小企業の支援実績があるか
制作会社にも得意分野があります。自社と似た業種・規模の事例があるか、公開後に成果につながった事例があるかを確かめます。
② 「デザイン会社」か「集客支援ができる会社」かを見極める
きれいなサイトを作る力と、選ばれるサイトを作る力は別物です。提案の場で「営業の流れ」や「公開後の運用」の話が出てくるかが見極めのポイントです。
③ 公開後の伴走・運用サポート体制があるか
公開後の更新や相談に対応してくれるか、改善の提案があるかを確かめます。更新のたびに費用がかかると、頼みづらくなって放置されがちです。
④ 契約書の著作権・解約条件を確認する
著作権の帰属、解約後にドメインやデータを持ち出せるか、途中解約の条件を確かめます。特にサブスク型では大切です。
⑤ 担当者との相性・レスポンスの速さ
制作は数か月にわたる共同作業です。返信の速さ、説明の分かりやすさ、要望をくみ取ってくれるかを、最初のやり取りで確かめましょう。
制作会社の選び方は、こちらでさらに詳しく解説しています。
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相見積もりで失敗しないポイント
相見積もりは、同じ条件で依頼しないと比べられません。見積書を受け取ったら、次の点を確かめます。
- 各項目の内訳が明細で出ているか、一式でまとめられていないか確認する
- 追加費用が発生するケースが明示されているか確認する
- 保守や更新の費用が含まれているか、別途見積もりかを確認する
- 安さだけで選ばず、公開後のサポート体制も含めて比較する
- 担当者のレスポンスと提案内容の具体性も判断材料にする
相見積もりで価格勝負にならないための考え方は、こちらで解説しています。
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公開後が本番|問い合わせが来るHPに育てる3つの施策
公開直後のサイトは、Googleにもお客様にもまだ知られていません。問い合わせが来るかどうかは、公開後の取り組みで決まります。
施策① SEO・コンテンツの積み上げ
見込み客が検索する言葉で記事を書き、月2〜4本のペースで積み上げます。成果が出るまで3〜6か月かかるのが一般的ですが、続けるほど広告費をかけずに集客できる資産になります。
- ターゲットが検索するキーワードで記事を月2〜4本積み上げる
- 費用比較・選び方など検討段階の検索意図に合う記事を優先する
- 3〜6ヶ月継続することで安定したアクセスが生まれてくる
- 記事コンテンツは一度作れば広告費ゼロで継続的に集客できる
Web集客の全体像は、こちらで整理しています。
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施策② 問い合わせ動線とページ設計の継続改善
アクセスはあるのに問い合わせにつながらないなら、サイトの作りに原因があります。GA4でよく見られているページと離れているページを確かめ、少しずつ直していきます。
- 問い合わせ以外の選択肢(資料DL等)を加えて行動のハードルを下げる
- サービスページに料金目安・支援事例・お客様の声を掲載する
- トップページの冒頭3秒で「誰向けの会社か」を伝える
- GA4でどのページでどのくらい離脱しているか定期的に確認する
- データを見ながら継続改善することで問い合わせ件数が安定する
施策③ 既存接点との連携(展示会・SNS・メール)
展示会・SNS・メールとホームページをつなぐと、問い合わせまでの道が増えます。広告費をかけずにWebから商談を増やす方法は、こちらで解説しています。
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- 展示会後のフォローメールにHPのURLを入れて資料DLへ誘導する
- SNSの投稿からHPへ流入する経路を意識して設計する
- 問い合わせ・資料DL後のフォローメールを仕組み化する(MA=見込み客のフォローを自動化する仕組みの活用)
- 名刺交換後にQRコードでHPの特定ページへ誘導する仕組みを作る
- 既存接点との連携でHPからの問い合わせ件数が着実に増える
展示会とWebを組み合わせて見込み客を集める方法は、こちらで整理しています。
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公開後3か月の進め方
最初の3か月は、次の順で土台を整えます。
1か月目は、GA4とGoogle Search Consoleを設定し、既存のお客様や名刺交換した相手に公開を知らせます。
2〜3か月目は、よく聞かれる質問や事例を記事にして増やし、月に1回、数字を見て直すページを決めます。
- 1か月目にGA4とSearch Consoleを設定する
- 既存のお客様や名刺交換した相手に公開を知らせる
- 2〜3か月目によく聞かれる質問や事例を記事にする
- 月に1回、数字を見て直すページを決める
ホームページの次に向き合うべきこと|問い合わせから受注までの全体像
ホームページが整っても、それだけで受注まで安定するわけではありません。その先には、商談・受注に進める営業の段階があります。
見込み客が発注までに通る3つの段階
見込み客は、発注までに大きく3つの段階を通ります。どこで止まっているかで、必要な取り組みが変わります。
| 段階 | よくある悩み | 主に必要な取り組み |
|---|---|---|
| 人を集める | Webサイトへのアクセスがほとんどない・展示会と紹介だけでWebから流入が来ない | SEO・SNS・YouTube・展示会・広告など、知ってもらう接点を広げる取り組み |
| 問い合わせにつなげる | アクセスはあるが問い合わせに繋がらない・サイトを見ても離脱する | ホームページの構成見直し・事例コンテンツ・資料請求フォーム・無料相談導線・問い合わせフォームの改善 |
| 受注につなげる | 問い合わせはあるが受注に繋がらない・商談で他社に取られる・相見積もりで価格を叩かれる | 営業資料の整備・料金の考え方の明示・事例の深さ・提案品質・代表の発信・信頼につながる情報の明示 |
ホームページの一番の役割は「問い合わせにつなげる」こと
ホームページの一番の役割は「問い合わせにつなげる」ことです。資料請求・問い合わせ・無料相談などの入口を整え、連絡先がつながる状態を作ります。
人を集める段階では流入の受け皿に、受注につなげる段階では事例や料金の目安などの判断材料になります。
ただし、受注できるかどうかは、商談での提案や営業活動と組み合わせて決まります。
受注につなげるには、ホームページの先にある営業の仕組みが必要
問い合わせが来ても、その後のフォローや提案で「検討中」のまま止まる商談を減らせないと、受注は安定しません。
ここで役立つのが、見込み客へのフォローを自動化する仕組み(MA)です。検討の段階に合った情報をメールで届け続けることで、1件ずつ手で追わなくても関係を保てます。
紹介に頼る売上から抜け出すには、ホームページの手前(人を集める)と先(営業の仕組み化・フォローの自動化)も並行して整える必要があります。考え方は、こちらで整理しています。
あわせて読みたいBtoB営業の仕組み化 完全ガイド|問い合わせから商談までをWebで整える見積もりの後に連絡が途絶える、商談が検討中のまま動かない、紹介が減ってきた。別々の悩みに見えて、原因は「来てもらう」「育てる」「声をかける」…
よくある質問
ホームページ制作にはどのくらい時間がかかりますか?
小規模(5〜10ページ)なら1〜2か月、中規模(20ページ以上)なら2〜4か月が目安です。原稿や写真の準備と社内確認の速さでも変わるため、早く公開したいなら原稿を先に用意しましょう。
原稿や写真は自分で用意する必要がありますか?
自分で用意しなくても作れますが、用意できると費用を抑えられます。依頼すると、原稿は数万〜十数万円、撮影は数万〜数十万円が追加でかかります。たたき台を自社で作り、仕上げを頼む形が現実的です。
スマートフォン対応は必須ですか?
必須です。BtoBの担当者もスマホでサイトを見ることが多く、スマホに対応していないと検索の評価でも不利になります。今はほとんどの制作会社で標準対応です。
WordPressとサブスク型制作、どちらが中小企業に向いていますか?
更新できる担当者がいて、初期費用も用意できるならWordPressが向いています。更新が続かない、早く始めたい、公開後も伴走してほしいならサブスク型が向いています。自社の体制と目的で選びましょう。
補助金はホームページ制作に使えますか?
条件によっては使えます。「小規模事業者持続化補助金」などで、制作費が対象になることがあります。公募の時期や条件は変わるため、申請前に最新情報を確かめ、地元の商工会議所や自治体にも問い合わせてみてください。
社内にマーケ担当がいなくてもホームページは運用できますか?
運用できます。更新や相談が月額に含まれるサブスク型なら、担当者がいなくても続けやすくなります。自社だけで更新を頑張るより、伴走してくれる外部を持つほうが続きやすい傾向があります。
まとめ|「作ること」ではなく「育てること」で選ばれる会社になる
押さえるポイントは次のとおりです。
この記事のまとめ
- HPは名刺代わりではなく「比較検討で選ばれる営業基盤」として設計する
- 費用は制作方法・ページ数・機能・原稿準備の範囲で大きく変わる
- 制作前に目的・ターゲット・行動ゴール・更新体制の4点を必ず決める
- 制作方法は自社の体制と優先事項に合わせてサブスク型も含めて選ぶ
- 制作会社はデザイン力より集客支援と公開後の伴走を重視して選ぶ
- 公開後はSEO・問い合わせ動線改善・既存接点連携の3施策を継続する
ホームページは、公開してからが本番です。最初から完璧を目指さず、小さく始めて改善を重ねるほうが、紹介に頼らない受注の流れを作りやすくなります。
リード獲得・お問い合わせ獲得に強い|BtoB企業向けサブスクホームページ
Webサイトは、集めるツールではなく、選ばれるためのツールです。ウィルサポは、BtoB企業がこの「比較検討フェーズで選ばれる状態」をつくることに特化した、サブスク型ホームページ制作サービスです。営業活動・SEO・広告・展示会などで接点を持った見込み客が、他社と比較したときに「ここに相談したい」と思える——その一歩を後押しする構成・導線を設計します。BtoB特化の戦略設計とフルオーダーデザインで、営業基盤として機能するサイトを月額制で制作・運用。LP制作や新規サイト、既存サイトのリニューアルまで対応します。
- 営業構造から逆算した、BtoB特化のWeb戦略設計
- 比較検討フェーズで「選ばれる」ための構成・導線設計
- テンプレートに頼らないフルオーダーのオリジナルデザイン
- 内部SEO対策を標準対応し、検索エンジンに評価される土台づくり
- 公開後も止まらない、月額型の継続サポート