こんな方におすすめの記事です
- 制作の全体像を短時間で把握したい
- 公開までの現実的な日程を知りたい
- 社内承認のタイミングを整理したい
- 原稿と写真の準備時期を決めたい
- 遅延の原因と回避策を先に知りたい
- 発注側と制作側の役割を分けたい
- チェックリストで抜け漏れを防ぎたい
この記事でわかること
- 依頼から公開までの全工程の流れ
- 8週間タイムラインの実例と要点
- 各フェーズの目的と合格基準の目安
- 並行タスクと承認フローの設計方法
- 遅延を防ぐ予備日と切替えの考え方
- 依頼先別に異なる進め方の特徴
- 公開前後の時系列チェック項目
はじめに(この記事のゴール)
時系列で全体像をつかむ
本記事は、依頼準備から公開後の初動対応までを時系列で整理し、「いつ・だれが・何をするか」をひと目で把握できる形にまとめています。工程の目的と合格基準を先に共有することで、社内外の認識差をなくし、ムダな往復や手戻りを削減。結果として、納期と品質を両立させます。
使い方(上から読む/必要箇所だけつまむ)
まずは上から通読して大枠を理解し、自社の公開希望日に合わせて逆算しましょう。次に、関係者ごとに関係の深い章だけを抜き出して共有します。原稿担当は「並行タスク」、決裁者は「承認ポイント」、担当者は「チェックリスト」を重点的に。必要箇所だけ読んでも効果が出ます。
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前提条件と期間の目安
想定規模(10〜20ページ/WordPress想定)
本スケジュールは、企業サイト規模(10〜20ページ)で、WordPressなど一般的なCMSを使う前提です。トップ、サービス、会社情報、事例、採用、問い合わせを含む想定とし、特殊なシステム開発は最小限。写真は一部撮影、画像は一部素材活用のバランス型。この条件で現実的な工程感を示します。
体制と主な担当(発注/制作/撮影/ライター)
発注側は決裁者と窓口担当、原稿協力メンバーを用意。制作側はディレクター、デザイナー、エンジニア、必要に応じて撮影・ライターが入ります。誰が何を承認するか、いつまでに渡すかを最初に決め、連絡手段と週次の定例を固定。役割が明確だと、進行が止まらず品質も安定します。
期間の目安(一般的に8〜12週間)
小中規模の企業サイトなら、準備を含めて8〜12週間が目安です。原稿・写真が早く整えば短縮でき、要件が増えるほど延びます。重要なのは、各工程に必要な承認のタイミングと予備日を組み込むこと。余白なしの計画は、ひとつの遅れで総崩れになりがちです。余力を前提に設計しましょう。
8週間タイムライン(見取り図)
W0 依頼準備(要件メモ・素材棚卸し)
公開目的、想定ターゲット、必要ページ、参考サイト、公開希望日を一枚に整理。社内にある写真・ロゴ・資料を棚卸しし、足りないものを洗い出します。見積前にここまで整えると、提案が具体化しスケジュールもぶれにくくなります。以降の工程を短縮する最重要の下準備です。
W1 キックオフ&要件定義
関係者が集まり、目的・KPI・範囲・体制・連絡方法を確定。修正回数や承認者、納期と里程標を合意します。参考サイトから好き嫌いでなく理由を言語化し、判断軸を共有。ここで曖昧を残すと後工程が迷子になります。議事録を即日配布し、次週に向けた宿題を明確にします。
W2 構成設計(サイトマップ/ワイヤー)
ページの並びと役割を決め、主要ページはワイヤーで配置を設計。導線とCTAの位置、必要な原稿と写真を明記します。SEOの仮キーワードやメニュー名もこの段階で固めると、後のブレが減少。一次承認を取り、デザインに進める材料を確実にそろえます。原稿の骨子作成も並行します。
W3 デザイン案作成・一次承認
トップのデザインで方向性を確認し、色・写真テイスト・文字サイズ・余白の考え方を共有します。好みでなく目的に合うかで評価し、修正点を具体化。一次承認で舵を固定し、下層ページへ展開。写真の不足は早めに撮影手配へ。合意した判断軸を文書化し、後戻りを防ぎます。
W4 デザイン確定・素材最終化
ページテンプレートを確定し、必要なカットや図版を揃えます。文言は見出しと要点を優先して確定。差し替え予定の素材には仮の画像やダミーテキストを当て込み、進行を止めない工夫をします。ここで迷いを残さないほど、実装が滑らかに進み、テストに十分な時間を回せます。
W5 コーディング/CMS構築
確定デザインをもとにHTML/CSS/JSで組み、WordPress等に反映。スマホ対応と表示速度を意識し、画像の最適化やキャッシュ設定も実施します。仮コンテンツで動作確認し、入力画面の使いやすさも調整。更新担当が触ってみて、運用時の引っかかりを早期に潰しておくと後が楽です。
W6 検収前テスト・計測設定
主要端末・主要ブラウザで表示崩れとリンクを点検。フォーム送信、サンクスメール、電話リンクも実機で確認します。Googleアナリティクスやサーチコンソール、タグの設置を完了。速度計測で重いページを洗い、画像やスクリプトを調整。検収に向けた修正リストをまとめます。
W7 総合テスト・移行準備
最終の統合テストとして、全ページの校正とリンク総点検、404とリダイレクト設定を確認。バックアップ取得、復旧手順書の用意、DNS切替手順のリハーサルも行います。公開当日の役割分担と時間割を決め、緊急連絡網を共有。チェックの視点を増やすため、他部署にも試用してもらいます。
W8 公開・初動対応
本番サーバーへ反映し、DNS切替とSSLを確認。公開直後は監視体制でエラーや落ちを早期検知。サーチコンソールへサイトマップ送信、SNSとメールで告知。問い合わせ導線や計測が正常かを再確認し、初日〜一週間は改善を即応。公開がゴールではなく、ここから運用が始まります。
フェーズ別の進め方(時系列で詳しく)
依頼準備(目的・KPI・参考サイト整理)
目的は一つに絞り、月の問い合わせ件数など数字で表します。ターゲットと参考サイトを三つに絞り、良い理由を言語化。必要ページと機能を箇条書きでまとめ、予算と希望納期のレンジを提示。ここまで整うと、提案も見積もりも具体化し、最短距離で制作が走り始めます。
要件定義(範囲・修正回数・納期合意)
「やること/やらないこと」を紙に書き、修正回数は工程ごとに上限を設定。承認者と期限を明確にし、軽微修正と大幅変更の線引きを決めます。納期は里程標に分解し、遅延時の切替プランも合意。曖昧を残さないほど、後の費用と時間のぶれを小さくできます。
構成設計(ページ役割と導線設計)
ページごとに「誰に何を伝え、どこへ誘導するか」を一文で定義。メニュー名は短く分かりやすく、CTAは動詞で統一。内部リンクの流れと見出し構造を決め、原稿の骨組みを作ります。設計が強いほどデザイン判断が速くなり、完成後の迷いも減ります。
デザイン(トップ→下層の順で固める)
まずトップで色・写真・余白・文字サイズの方針を確定。次に下層へパターンを展開し、崩れない部品で統一します。評価は好みではなく目的への適合度で。修正指示は理由付きで簡潔にし、回数内で収める意識を共有。迷いを引きずらないのが、納期と品質の両立のコツです。
実装(HTML/CSS・CMS・レスポンシブ)
動作の軽さと読みやすさを優先し、画像の最適化と見出し構造を丁寧に。CMSの入力画面は担当者が迷わない設計にし、再利用できる部品を整えます。スマホ・タブレット・PCでの表示を実機で確認。将来の拡張を見据えて、テーマやプラグインはメンテしやすい構成を選びます。
テスト(表示・フォーム・速度・計測)
主要ブラウザで表示崩れとリンク切れを確認。フォームは送信→自動返信→通知受信までを実機で検証。速度は画像とスクリプトを見直し、計測タグの発火をチェック。誤字脱字や表記ゆれも合わせて修正します。テスト観点表を使うと、抜けを抑えられます。
公開(DNS・SSL・バックアップ・監視)
切替前にバックアップと復旧手順を確認。DNSのTTLを事前に短縮し、切替後はSSLとリダイレクトを検証します。サーチコンソールへサイトマップ送信、エラーログの監視を開始。初週は対応担当と連絡網を明確にし、問い合わせ導線と計測の数値を毎日チェックします。
並行タスク(全期間を通して実施)
原稿作成と写真撮影(ショット表で管理)
見出し→要点→本文の順で原稿を進め、写真はショット表で不足を可視化。撮影日は早めに押さえ、差し替え用の素材も仮当てします。原稿はGoogleドキュメント等で共同編集し、承認済みを明記。文章と写真が早く整うほど、全体のスピードが上がります。
週次ミーティングと承認フロー
毎週15〜30分の定例で、進捗・課題・次の一手を確認。承認者の予定もここで調整します。議事録はテンプレで即共有し、宿題と期限を明確に。小さなズレを早く直せば、大きな遅延を防げます。定例は短くても、継続が最大の効果を生みます。
リスク管理と予備日(遅延時の切替え)
各工程末尾に予備日を設定し、遅れが出たら優先度の低い作業に切替えるルールを用意。外部依存のタスク(撮影・取材・翻訳)は早期着手が基本です。遅延報告は早いほど選択肢が広がります。状況ボードで可視化し、全員の判断を速くしましょう。
役割分担と承認の流れ
発注側の役割(決裁・原稿・素材手配)
目的とKPIの決定、承認者の確定、原稿・写真の準備が主な役割です。決裁は遅らせないよう期限を設け、指示は理由付きで簡潔に。社内の素材は早期に棚卸しし、足りない点は補う計画を立てます。発注側の動きが速いほど、全体の進みが軽くなります。
制作側の役割(設計・実装・品質管理)
要件を具体化し、構成・デザイン・実装を段階的に進めます。各段でレビューを行い、品質基準に合うかを確認。説明は図や例を使って分かりやすく。依頼がなくてもリスクを先読みして提案する姿勢が、信頼を高めます。議事録と進捗共有は必ず続けます。
承認ポイント(誰が/いつ/何をOKにするか)
承認は「構成→トップデザイン→下層パターン→公開前」の四段で実施。各段の担当者と期限を決め、回数上限も合意します。OKの基準を文書化し、主観で揺れない仕組みを作ると、手戻りが激減。代行承認者も決めて、担当不在でも進む体制にします。
遅延のよくある原因と対策
原稿遅れ・写真不足の回避策
見出しだけ先に確定し、本文は後追いで短く書くと速度が出ます。写真は早めに撮影日を確保し、足りない箇所は素材で仮当て。承認はまとめてではなく小分けにし、日次で差分を解消。進みが遅いページは、公開後に追加する判断も有効です。
決裁待ち・仕様追加のコントロール
決裁者の予定を最初に押さえ、期限内に判断できる資料を準備。仕様追加は「影響・費用・納期」を同時提示し、優先順位で決めます。拡張は別フェーズに切り出すと、公開が遅れません。ルールを先に決めるだけで、迷いと衝突が減ります。
代替案・予備日・リスケ手順
屋外撮影は屋内代替、難航ページは簡易版で先行公開など、切替え案を準備。リスケは影響箇所を一覧化し、関係者へ同時連絡。週次で計画を微修正すれば、遅延は蓄積しません。予備日を工程ごとに持つことが、最も効く遅延対策です。
依頼先別のスケジュール特徴
制作会社(並行進行とレビュー体制)
複数人で同時並行でき、レビューとテストの仕組みが整っています。短納期やページ数が多い案件で強みを発揮。承認段階は増えるため、決裁の期限と窓口を一本化するとスムーズ。工程表と担当表が明確なので、納期の読みが立てやすいのが利点です。
フリーランス(直コミュニケーションの強み)
意思決定が早く、微修正も柔軟。小規模やLP、短期案件に向いています。繁忙や体調の影響を受けやすい面があるため、予備日と中間納品で安定度を上げます。連絡はチャット+週次定例で可視化。必要に応じてテスト発注で相性を確認すると安全です。
サブスク/テンプレ型(短納期の進め方)
決まったテンプレに当てはめるため、短納期で初期費を抑えやすいモデルです。原稿と写真が揃っているほど速度が出ます。自由度は低いので、要件の優先度をはっきり決め、後から拡張する前提で選ぶと満足度が高まります。ルールを守るほど進みが速くなります。
公開前後のチェックリスト(時系列)
公開2週間前:最終デザイン・計測設定
デザインと文言を確定し、画像の最適化を完了。フォーム送信や計測タグの発火をテストします。サイトマップとrobotsの設定を確認し、404ページも用意。この時点で残課題を一覧化し、担当と期限を割り当てます。余白を残すほど、当日の安心感が違います。
公開1週間前:DNS・SSL・バックアップ
DNSのTTLを短縮し、切替手順を共有。SSLの証明書とwww有無の統一、リダイレクト設定を確認。フルバックアップと復旧手順書を用意し、緊急連絡網を再確認します。サーバー負荷やキャッシュの設定も点検。前日までに本番同等の環境で最終確認を行います。
前日〜当日:切替手順・監視・復旧準備
公開手順を時間割で記載し、担当者と代替者を明記。切替後は計測・フォーム・電話リンクを実機で確認し、エラー監視を開始。問題が出た場合のロールバック手順も用意。SNSとメールで告知し、アクセスの増減を観察。初動の1〜3日は特に厚めに見守ります。
公開後1週間:不具合対応と計測確認
ユーザーからの指摘や内部テストの不具合を優先度で分類し、即時修正。計測の数値を確認し、離脱が高いページや遅いページを改善します。検索登録の状況、インデックスの有無も点検。公開後の改善は小さく早く回すのがコツです。
例:10〜12週間に伸ばす場合の調整
余白を増やすポイント(写真・原稿・承認)
撮影や取材をしっかり行う場合、W3〜W5の間に1〜2週の余白を挿入。原稿は先に見出しを確定し、本文は段階的に精度を上げます。承認に時間がかかる組織では、承認回数を減らし、期限を前倒しに設定。余裕を計画に組み込むと、完成度が上がり、公開後の手戻りも減ります。
並行タスクの重ね方と負荷平準化
デザイン確定を待たず、文章と写真を先に7割整える「先行仕込み」を実施。週次で小さく受け渡し、待ち時間を減らします。外部依存のタスクを前に寄せ、内部作業を後へ回すと平準化できます。つねに次の受け渡しを意識すると、総期間が延びても体感は軽くなります。
まとめ
公開までを時系列に分解し、承認と予備日を組み込めば、納期と品質は両立できます。要は「先に決める・小さく渡す・早く直す」。今日やるべきは、目的と公開希望日、承認者の確定。次にW0の棚卸しを終え、初回打合せへ。全員が同じ地図を持てば、迷わず前へ進めます。
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