「問い合わせをもらったあとのフォローが担当者まかせになっていて、人によって対応の質にばらつきがある」「資料を請求してくれた人へその後の連絡ができず、せっかくの見込み客を逃してしまう」——そうした悩みを抱えるBtoB企業のご担当者は少なくありません。
こうした悩みを解決する方法の一つが、ステップメール(自動メールシナリオ)です。ステップメールとは、「登録の翌日にお礼」「その3日後に事例を紹介」というように、あらかじめ決めておいた順番と間隔で、メールを自動で送る仕組みのことです。一度セットしておけば、少ない人数でも、どのお客様にも同じ品質でフォローを続けられます。
本記事では、BtoB企業のWeb支援で積み重ねてきた知見をもとに、ステップメールの組み立て方(シナリオ設計)から、送るタイミング・間隔の決め方、そのまま使える例文・テンプレートまでを、順を追って説明します。難しい設定や高いツールは必要ありません。まずは3〜5通の短い流れから始められるので、少人数のチームでもすぐに取り組めます。
BtoB企業が営業の流れを仕組みにして、Webから問い合わせを増やす方法の全体像を先に知りたい方は、下記の完全ガイドもあわせてご覧ください。

こんな方におすすめの記事です
- 問い合わせ後のフォローを自動にして、連絡のし忘れをなくしたい
- 資料請求のあとの離脱を減らし、次の行動につなげたい
- しばらく反応のないお客様に、もう一度きっかけを作りたい
- 少人数でも回せる、シンプルなステップメールのやり方を知りたい
この記事でわかること
- ステップメールの基本と、流れの組み立て方(シナリオ設計)
- メールを送るタイミングと間隔の決め方
- 件名と本文の書き方(そのまま使える例文つき)
- 送ったあとの数字の見方と、改善のしかた
- すぐ使える活用パターン(シナリオ例)
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- Webで集めた見込み客を、メールでうまく育てられていない
- ホームページ・フォーム・メールがバラバラで、うまくつながっていない
- 少ない人数でも、問い合わせや商談が生まれる仕組みを作りたい
- Webで集めた見込み客を、メールで育てて商談につなげるまでの全体像
- ホームページ・フォーム・メール配信の仕組み(MA)をつなげる考え方
- そのまま自社にあてはめて使える、連携の設計図
ステップメールの基本
ステップメールとは何か
ステップメール(自動メールシナリオ)とは、お客様の行動やタイプに合わせて、あらかじめ決めた順番と条件でメールを送る仕組みです。たとえば「資料請求のあとに、お礼→活用事例→打ち合わせのお誘い」という流れを自動で送ります。大事なのは、全員に同じメールを一斉に送るのではなく、「登録した直後」「メールを開いた」「リンクを押した」など、相手の動きに合わせて内容を変えることです。こうすると押し売り感が出にくく、相手の関心を少しずつ高めながら、自然に次の行動へつなげられます。最初は枝分かれのない一本道の流れから始め、慣れてきたら「開いた人だけ別のメール」のような枝分かれを足すのが現実的です。
- 登録や資料請求などの「きっかけ」で配信を始める
- 送る順番と本数を先に決めて、自動で送る
- 登録直後のお礼から、役立つ情報を渡す流れを作る
- 開封やクリックに応じて内容を変え、精度を上げる
- 一斉送信ではなく、相手の状況ごとに内容を変える
- まずは一本道で試し、様子を見てから枝分かれを足す
- 各メールに「次の行動を促すボタン」を必ず入れる
導入のメリットと注意点
いちばんのメリットは、担当者の手が空いていなくても、お客様に必要な情報をよい順番で届けられることです。対応の遅れや連絡のし忘れが減り、商談につながりやすくなります。反対に、送る回数が多すぎたり内容が合っていなかったりすると「しつこい」と感じられ、配信の解除や「開いてもらえない」原因になります。最初は短い流れにして、送る間隔を広めにとり、反応を見ながら調整しましょう。あわせて、登録のときに「メールを送ってよいか」の同意をもらう、配信を止めたい人がすぐ止められるようにする、送り主が誰かをはっきり書く、といった基本ルールも守ります。小さく始めて、数字を見ながら少しずつ広げるのが、失敗しないコツです。
- 人手が足りなくても、同じ品質のフォローができる
- 対応の遅れや連絡のし忘れを、自動で防げる
- 登録の同意と、配信を止める導線を必ず用意する
- はじめは通数を少なく、頻度は控えめにする
- 数字を見て、件名や本文を少しずつ良くしていく
- 対象でない人には送らず、反発を防ぐ
- 言葉づかいや見た目を統一して、信頼感を保つ
実際にあったケースでは、展示会で集めた名刺へのフォローをすべて手作業でしていて、対応が遅れて見込み客の関心が冷めてしまっていた会社が何社もありました。ステップメールを取り入れ、展示会の翌日に自動でお礼メールが届く仕組みを作っただけで、商談につながる割合が上がった例もあります。「仕組みを作る」という最初の一歩が、営業のやり方を変えるきっかけになります。
ステップメールを動かすためのMAツール(メールなどを自動で送る仕組み)の選び方や、導入すべきかの判断のしかたは、以下の記事で詳しく解説しています。

準備:目的・送る相手・素材をそろえる
目的と、チェックする数字の決め方
成果を測るには、まず目的を一つに絞るのが近道です。たとえば「資料請求のあと商談につなげる」「初回購入から定期契約につなげる」など、ゴールをはっきりさせます。次に、そのゴールに近づいているかを見るための数字(メールを開いてくれた割合、リンクを押してくれた割合、返信の数、予約の数など)を決め、今の数値と目標の数値を書き出します。送る本数やタイミングも、この数字がよくなる範囲で調整します。数字にしていない目標は、良くなったかどうか分かりません。見る数字はできるだけ少なくシンプルにして、週に一度チェックし、少しずつ直す、というリズムを作りましょう。
- ゴール(最終的な目的)を一つに絞る
- 開封やクリックなど、今の数字をまず把握する
- 目標の数字と期限をセットで決め、チームで共有する
- 送る本数と間隔を、目標に合わせて調整する
- 週に一度、数字を見て直す点を決める習慣を作る
- 見る画面(レポート)はシンプルに整える
- 直す前と後の数字を、必ず記録して残す
送る相手の決め方と、データの集め方
送る相手を「誰でも」ではなく、具体的な人物像で思い浮かべると、伝わり方が変わります。たとえば「製造業の総務の責任者」「開業3年目の院長」など、役割や困りごとをはっきりさせ、よく聞かれる質問や、断られる理由を書き出します。登録フォームで聞く項目は最小限にして、登録のハードルを下げつつ、必要な情報はメールのやり取りの中で少しずつ聞いていきます。手元にある名刺や顧客リストを取り込み、配信を止めたい人や、重複している人を整理することも大切です。正しい相手に正しい内容を届ける土台づくりが、成果を左右します。
- 役割や困りごとから、相手の人物像を具体的に描く
- 登録フォームで聞く項目は最小限に絞る
- 足りない情報は、メールの流れの中で少しずつ聞く
- 名刺や顧客リストを取り込み、重複を整理する
- 配信を止めたい人の希望は、すぐ反映する仕組みを作る
- 部門や業種でラベルを付けて分けて管理する
- 届かなかったメールやエラーの原因を、ときどき点検する
お得な提案と、メール素材の用意
「お得な提案」とは、相手にとって「受け取る価値がある」具体的な提案のことです。事例集・チェックリスト・料金の早見表・比較ガイド・導入手順の動画など、次の行動に進む理由になるものを用意します。メールの素材は、件名・書き出し・本文・次の行動を促すボタン・署名・追伸をひな形にして、誰が作っても同じ品質になるようにします。画像は必ずしも要りませんが、読みづらくならない範囲で図を使うのは効果的です。最初から完璧を目指すより、まず1セット作って動かし、数字を見ながら整えていきましょう。
- 相手の悩みにまっすぐ答える提案を用意する
- 事例集や比較表など、すぐ役立つ素材を作る
- 件名と本文のひな形を共通化して、作成を効率化する
- メールとリンク先ページの中身を、必ずそろえる
- 署名や追伸も、ひな形にして手間を減らす
- 画像は読みやすさを損なわない範囲で使う
- まず1セットで試し、直しながら回していく
作り方:5つのステップで組み立てる
きっかけ(トリガー)の決め方と、枝分かれの考え方
組み立ての出発点は「何をきっかけに配信を始めるか」です。よくあるきっかけは、登録・資料請求・購入・来場・メールの開封やクリックなどです。次に、相手の反応で流れを枝分かれさせます。たとえば「リンクを押した人には詳しい案内」「押さなかった人には別の切り口の事例」といった具合です。ただし、枝分かれが多すぎると運用が回らなくなります。はじめは一本道で3〜5通にまとめ、枝分かれは1カ所だけにとどめましょう。枝分かれの条件はあとから変えられるので、数字がたまってから細かくしていきます。迷ったときは、まず動かしてみることを最優先にしてください。
- 登録や請求など、はっきりした起点を一つ選ぶ
- 反応の有無で、枝分かれは1段階だけにする
- はじめは3〜5通の短い一本道で組む
- 条件はあとから増やせる前提で、軽く始める
- 枝分かれの名前は、誰が見ても分かるようにする
- お試し期間と、見直す日をあらかじめ決めておく
- 迷ったら枝分かれを減らし、一本にまとめて試す
はじめてステップメールを取り入れる会社が最初につまずきやすいのは「枝分かれを作りすぎること」です。「開いた人には別のメールを」「押した人にはさらに別の流れを」と作っているうちに、誰がどの流れに入っているのか分からなくなり、運用が止まってしまうケースが多くあります。最初は一本道で3通、きっかけは1つだけで始めることを強くおすすめします。
送るタイミングと間隔の決め方
送るタイミングは、反応のよさを大きく左右します。登録した直後の1通目は、相手の関心が冷めないうちに、できるだけ早く送ります。2通目からは、内容の重さに応じて1〜3日おきを基本に、1週間をまたがないリズムで送ると記憶に残りやすくなります。効果が出やすい曜日・時間帯は業種で違うので、最初は営業日の午前中や夕方に固定し、数字を見ながら少しずつ調整します。いくつもの流れが重なると送りすぎになりがちなので、全体の上限(たとえば週3通まで)を決めておくと安心です。間隔の目安としては、資料請求後のフォローなら「翌日→3日後→1週間後」、歓迎の流れなら「当日→2日後→5日後」のように、最初は少し広めにとって組むと失敗しにくくなります。
- 1通目は、登録した直後にすぐ送る
- 2通目からは、1〜3日おきを基本にする
- 営業日の午前や夕方から始めて、効果を確かめる
- 内容が重いときは、間隔を少し広げる
- 1週間に送る上限の通数を決めて、必ず守る
- 流れが重なるときは、優先順位を決めて送りすぎを防ぐ
- 曜日と時間帯の効果を、月に一度くらべる
メール本文の書き方と、件名のコツ
件名は、中身の要約と「読むとどんな得があるか」を一言で示します。本文は「結論→理由→具体例→次の行動」の順で、短くまとめます。長すぎると読まれません。まず相手の悩みを代わりに言葉にし、今すぐ役立つ情報やダウンロードを示し、最後に「次に何をすればいいか」をはっきり伝えます。言い回しは、社内で話すくらいの自然さを大切にし、専門用語はやさしい言葉に言いかえます。送り主の名前や署名をそろえておくと、相手も返信しやすくなります。1通ずつ完璧を目指すより、型にあてはめてどんどん作り、数字で良し悪しを判断しましょう。
件名の例としては、資料請求のあとなら「〇〇の資料はお役に立ちましたか?(3分で読める要点まとめ)」、歓迎の流れなら「ご登録ありがとうございます|まず読んでほしい1本」、しばらく反応のない方への掘り起こしなら「【期間限定】最新の導入事例をまとめました」のように、中身と得が一目で伝わる形にすると開いてもらいやすくなります。本文も同じ型(悩みを代弁→役立つ情報→次の行動を1つ)にあてはめれば、担当者が変わっても同じ品質で作れます。
- 件名は「得」と要点を、短くはっきり示す
- 本文の最初に結論を書き、相手の時間を大切にする
- 理由と具体例で、納得してもらう
- 次の行動は一つに絞り、迷わせない
- 専門用語は、誰でも分かる言葉に言いかえる
- 送り主の名前と署名をそろえ、安心感を出す
- ひな形にして、作る時間を大きく減らす
メールを使った集客・販促(メールマーケティング)全体の基本と、効果を高める方法については、以下の記事で詳しくまとめています。

「次の行動を促すボタン」と、リンク先ページの整え方
メールの目的は、リンクを押してもらうことで終わりではありません。リンク先で「次の行動」を完了してもらうことが、本当のゴールです。次の行動を促すボタン(面談の予約・見積もりの依頼・資料のダウンロードなど)は一つに絞り、ボタンの文言も、何が起きるかがはっきり分かる言葉にします。リンク先のページでは、メールで伝えた要点を最初にもう一度おさらいし、入力フォームは項目を最小限にします。スマホで見たときの崩れ・表示の速さ・入力エラーの有無を、あらかじめ確認しておくことも大切です。メールとページの見た目や言葉づかいをそろえると、相手は迷わず行動できます。メールとページは、必ずセットで直していきましょう。
- 次の行動は一つに絞り、ボタンの文言を具体的にする
- リンク先の最初に、メールの要点をもう一度示す
- フォームの項目を減らし、途中でやめられるのを防ぐ
- スマホでの見え方と、表示の速さを事前に点検する
- 入力を間違えたときの案内を、分かりやすくする
- メールとページの見た目・言葉づかいをそろえる
- 行動が終わったあと、次に何をするかも示す
数字のチェックと、直し方のサイクル
最初に見るべきは「届いたか」「開かれたか」「押されたか」「申し込まれたか」の4つです。開かれる割合が低いなら件名や送り主、押される割合が低いならボタンや構成、最後の申し込みが少ないならリンク先ページに原因があると考えます。数字は、配信ツールのレポートに加えて、フォームの完了率・相談の数・売上といった外側の数字もあわせて見ると、原因を見つけやすくなります。直すときは、一度にあれこれ変えるのではなく、1か所ずつにします。変えた内容と期間を記録して前後をくらべると、「これはうまくいく」という勝ちパターンがたまっていきます。
- 「開封・クリック・申し込み」の数字を毎回チェックする
- 原因の見当をつけ、直す場所を一つに絞る
- 変えた内容と期間を記録して、前後をくらべる
- フォームの完了率や商談の数も、あわせて確認する
- 流れごと・送り先ごとに分けて、原因を調べる
- 季節の影響も考え、十分な期間をとって判断する
- うまくいった型はひな形に反映し、横に広げる
A/Bテスト(2案くらべ)の基本
A/Bテストとは、件名やボタンなど「一つの要素」を2案用意してくらべ、良かったほうを採用する方法です。大事なのは、くらべる要素を一つに絞り、十分な送信数を確保することです。送り先をランダムに2つに分け、期間中はほかの条件を変えないようにします。勝ち負けは、開かれた割合・押された割合・最後の申し込みの割合など、目的に合った数字で判断します。良かった案が出たらひな形に取り入れ、次の要素へ進みます。小さな改善を積み重ねることで、大きな差が生まれます。まずは件名から始めましょう。
- くらべる要素は一つに絞り、混ぜない
- 十分な数を確保し、たまたまの偏りを避ける
- 送り先はランダムに、公平に2つへ分ける
- 目的に合った数字で、勝ち負けを判断する
- 良かった案は、すぐひな形に取り入れる
- 次の要素へ、順番に試していく
- まずは件名から改善を始める
活用例:すぐ使えるステップメールのシナリオ例
歓迎の流れ:初回登録から信頼づくり
登録した直後は、関心がいちばん高い瞬間です。1通目でお礼と約束(何が届くか・どのくらいの頻度か・止め方)を伝え、2通目で役立つ情報(事例やチェックリスト)を渡し、3通目で小さな行動(資料のダウンロードや相談の予約)をお願いします。押しつけず、相手の「得」を先に渡すのがコツです。社長からのメッセージや創業の話など、人柄が伝わる一言を短く入れると、信頼が早く生まれます。件名は「登録ありがとうございます」「次に役立つ資料はこれ」のように、分かりやすさを優先しましょう。
- 1通目でお礼と、配信のルールを伝える
- 2通目ですぐ役立つ資料や情報を渡す
- 3通目で、小さな行動を一つだけお願いする
- 社長からの一言で、人柄と安心感を伝える
- 件名は短く、得が伝わる言葉にする
- 署名や連絡先を、はっきり書く
- 配信を止める方法を、分かりやすく示す
資料請求のあとのフォロー:商談につなげる
資料請求は、関心が高いサインです。1通目はお礼と資料の要点まとめ、2通目で導入の効果や、だいたいの費用感、3通目で似た業界の事例と「よくある失敗の避け方」を伝えます。4通目で「15分だけの事前ヒアリング」など、気軽に応じられる打ち合わせをお誘いします。返信しやすい質問形式にすると、やり取りが始まりやすくなります。フォームで集めた業種や規模に合わせて、差し替えられる文章を用意しておくと、反応がよくなります。営業へ引き継ぐ目安(一定のクリック数など)も、はっきり決めておきましょう。
- 1通目でお礼と、資料の要点を短くもう一度伝える
- 費用感や導入の効果を、目安として示す
- 近い業界の事例で、「自分ごと」として感じてもらう
- よくある失敗の避け方を、先回りして伝える
- 短い打ち合わせを、気軽に応じられる形でお誘いする
- 返信しやすい質問を、メールに入れる
- 営業へ引き継ぐ目安を、数字で決めておく
あるBtoB製造業の会社では、資料請求のあとのフォローメールを4通の流れに整えたところ、それまでほぼゼロだった「メールがきっかけの商談」が、月に何件か生まれるようになりました。効いたのは内容の質よりも「タイミング」で、資料請求の翌日・3日後・1週間後という間隔にしただけで、反応が大きく変わりました。まず送り始めることが、いちばん大切です。
見込み客へのフォローのしかたを、もっと具体的に知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

しばらく反応のないお客様へ:再開のきっかけづくり
長い間反応のないお客様には、まず短くお礼と近況を伝え、負担のない「役立つもの」から再開します。たとえば最新の事例をまとめた小冊子・費用のシミュレーター・無料診断のご案内などが有効です。これまでの配信をまとめた「まとめ版」も効果があります。それでも反応がなければ配信の回数を減らし、最後に「今後の配信をどうしたいか選べる」メールで、希望のジャンルや頻度を聞き直します。無理に引き止めず、関心が戻ったときにもう一度つながれるようにしておく姿勢が、長い付き合いにつながります。
- お礼と近況を短く伝え、関係を温め直す
- 事例の小冊子や診断ツールで、先に価値を渡す
- 費用のシミュレーターで、関心を引き出す
- 「まとめ版」で、見逃していた内容を届ける
- 配信の回数を減らして、反発を避ける
- 希望のジャンルと頻度を、もう一度聞く
- 関心が戻ったサインを、数字で見つける
よくあるのは、半年以上反応がなかったリストへ「最新の導入事例」を1通送ったところ、何件か返信が来た、というケースです。反応のないリストは「もう使えない」ではなく「まだ温まっていないだけ」と考えると、接し方が変わります。すべてあきらめる前に、負担のない「役立つもの」を一度送ってみることをおすすめします。
購入後のフォロー:使い続けてもらい、紹介につなげる
購入した直後は、満足と不安が混ざっています。1通目で使い始めのガイド、2通目でよくある質問と解決法、3通目で活用事例と、上のプランとの違いを伝えます。設定ミスを防ぐチェックリストや、困ったときの問い合わせ先をはっきり示すと、解約やトラブルを減らせます。使い方が落ち着いたころに、感想や紹介のお願い・契約更新の早期特典などを、やわらかくお伝えしましょう。短い動画や図で「うまい使い方」を後押しすると、満足度が上がり、長く使ってもらいやすくなります。
- 使い始めのガイドで、最初のつまずきを防ぐ
- よくある質問への答えで、問い合わせの手間を減らす
- 活用事例で、上のプランの良さを自然に伝える
- 困ったときの問い合わせ先を、はっきり知らせる
- チェックリストで、設定ミスを防ぐ
- 落ち着いたころに、感想のお願いを送る
- 更新の特典で、続けて使う理由を作る
セミナー・ウェビナー:参加率と満足度を高める
イベント系は、告知→リマインド(お知らせ)→当日の案内→そのあとのフォロー、の4段構えが基本です。告知では、参加するとどんな得があるか・どのくらいの時間かをはっきり伝え、開催の前日には短いお知らせで参加方法をもう一度確認します。当日は、開始の1時間前と直前にお知らせを送り、終わったあとは資料を配り、次の行動(個別の相談や関連資料)を示します。録画の視聴案内や、質問への回答をまとめて送ると、参加できなかった人にも価値が届きます。申し込みから参加・商談までの数字をつなげて追うと、直すべきところがはっきりします。
- 告知で、得られることと所要時間をはっきり伝える
- 前日と当日に、短いお知らせを必ず送る
- 開始1時間前と直前のお知らせで、参加率を上げる
- 終わったあとは、資料と次の行動をセットで示す
- 録画とQ&Aで、参加できなかった人にも価値を届ける
- 申し込みから商談までの数字を、通して追う
- 反応がよかった件名を、次回のイベントにも使う
まとめ
ステップメールを始めるための3つの原則
ステップメールは、少ない手間で「必要な人へ、必要な情報を、必要な順番で」届ける仕組みです。まずは目的を一つに絞り、登録や請求などはっきりしたきっかけから、3〜5通の短い流れを作り、件名とボタンをひな形にして回しましょう。数字を毎週チェックし、1か所ずつ直していけば、複雑な枝分かれや難しい運用に頼らなくても、成果は伸びていきます。歓迎・資料請求後・掘り起こし・購入後・イベントの5つは、効果が出やすい定番の流れです。小さく始めて、続けて直していくことが、いちばんの近道です。
- 目的を一つに絞り、目標の数字と期限を決めてから始める
- はっきりしたきっかけで、3〜5通の短い流れから始める
- 件名とボタンをひな形にして、作る時間を減らす
- 週に一度数字を見て、1か所ずつ直す
- 送る回数と重なりを調整して、反発を防ぐ
- メールとリンク先ページの中身をそろえ、完了率を上げる
- 定番の5つの流れから、素早く試して実績を作る
- うまくいった型はひな形にため、横に広げる
自社のリード育成はうまくいっているか|1分でできる無料診断
ステップメールを整えても、そもそも集客やホームページの流れ(どこから来て、どこで離れているか)に問題があると、思うように成果につながらないことがあります。「今のWebの取り組みの、どこでつまずいているのか」を、1分の無料診断で客観的に確かめられます。質問に答えるだけで、今の課題と、これから直すべきポイントが見えるので、「何から手をつけるか」を整理するのに役立ちます。
- 今のWebの取り組みの課題を、1分で客観的に確かめられる
- 見込み客を集める〜育てるの、どこでつまずいているか分かる
- 先に直すべきことの、優先順位が見えてくる
- 専門知識がなくても、質問に答えるだけで終わる
- 診断の結果をもとに、次にやることを決められる
貴社のマーケティング部門として伴走|リード獲得・商談創出の仕組み化はウィルグロー
ウィルグローは、BtoB企業のリード獲得から商談創出までを仕組み化する、BtoBマーケティング伴走支援サービスです。単発の施策で終わらせず、貴社のマーケティング部門の一員として、集客から育成・商談化までの一連の流れを設計し、継続的に見込み客と商談が生まれる体制をつくります。社内にマーケ担当がいない・手が回らないBtoB中小企業に代わって、戦略から実行・改善まで並走します。
- リード獲得から商談創出までを一貫して設計
- 属人化しない、再現性のある“仕組み化”
- 貴社のマーケティング部門として戦略〜実行を伴走
- BtoB特有の長い検討プロセスに合わせた育成・導線設計
- 月次で数字を見ながら継続的に改善




