「ホームページを作ったのに問い合わせが来ない」「アクセスはあるのに成約につながらない」——そうした悩みを抱えるBtoB中小企業の担当者の方は多くいらっしゃいます。
原因の多くは、ホームページの「仕組み」にあります。デザインやコンテンツの質より先に、訪問者が問い合わせをしやすい導線が整っているかどうかが、問い合わせ数を左右する最大の要因です。
本記事では、50社以上のBtoB中小企業のWeb支援経験をもとに、問い合わせを増やすために今日から実践できる5つの改善ポイントを解説します。
ホームページ制作全体の流れや改善の進め方を先に把握したい方は、下記の完全ガイドをあわせてご覧ください。

こんな方におすすめの記事です
- アクセスはあるのに問い合わせが増えない原因を知りたい
- フォームまでたどり着かず離脱されていると感じている
- 問い合わせ後の対応を改善して成約率を上げたい
この記事でわかること
- 問い合わせが増えない本当の原因と改善の優先順位
- CTAからフォーム・信頼構築まで今日から実践できる改善策
- 問い合わせ後の対応で成約率を上げるポイント
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- 自社のホームページが集客や問い合わせにつながっているか不安な方
- ホームページをリニューアルすべきか判断に迷っている中小企業の経営者・担当者
- SEOやデザイン、コンテンツの改善ポイントを知りたい方
- ホームページの集客力・デザイン・コンテンツ・セキュリティの診断ポイント
- よくあるホームページの課題と、それを解決する具体的な方法
- 自社で対応できることと、専門家に相談すべきことの判断基準
問い合わせが増えない原因とは
ホームページを運営しているのに問い合わせが増えない場合、いくつかの共通した原因が考えられます。問い合わせフォームを設置しているだけでは、訪問者はなかなか行動を起こしません。以下の5つのポイントに当てはまっていないか確認してみてください。
訪問者がフォームにたどり着けていない
ホームページに訪れた訪問者が問い合わせをしたいと思っても、フォームの場所がわかりにくければそのまま離脱してしまいます。
- 「お問い合わせはこちら」のリンクが小さく目立っていない
- フォームがページの奥深くにありすぐに見つけられない
- PC版では問題なくてもスマホでは問い合わせページが探しにくい
フォームの入力項目が多すぎて離脱している
問い合わせフォームの入力項目が多すぎると、訪問者は途中で面倒に感じ入力をやめてしまいます。フォームはできるだけシンプルに設計することが重要です。必要最低限の情報だけを求め、詳細は後のやりとりで補う設計が現実的です。
- 名前・電話番号・住所・会社名など必須項目が多すぎる
- 「お問い合わせ内容を詳しく書いてください」など負担の大きい項目がある
- 必須項目が多く途中でエラーが出てストレスになる
信頼性が低く問い合わせをためらわれている
「この会社に問い合わせても大丈夫かな?」と訪問者が不安を感じると、問い合わせをためらいます。特に初めての問い合わせでは訪問者は慎重になるため、ホームページ上で信頼感を伝える工夫が必要です。
- 会社の情報(所在地・代表者名・電話番号など)が不明瞭
- 実績やお客様の声が掲載されておらず信頼できるか判断できない
- 会社の雰囲気や担当者の顔が見えず安心感がない
訪問者にとってのメリットが伝わっていない
訪問者は「問い合わせをすると、どんなメリットがあるのか」を知りたいものです。ホームページ上でそれが伝わっていないと、行動につながりません。問い合わせのハードルを下げるためには「問い合わせると得られるメリット」を明確に伝えることが重要です。
- 「お問い合わせください」だけで何を得られるのかわからない
- 無料相談や特典があっても目立つ場所に記載されていない
- 具体的な成功事例やお客様の声が掲載されていない
問い合わせ後の対応が遅く機会を逃している
せっかく問い合わせをしてもらったのに対応が遅れると、訪問者の関心が薄れてしまいます。問い合わせをもらった後の対応スピードは成約率に直結するため、迅速に返信し安心感を持たせる仕組みが必要です。
- 問い合わせ後の返信が遅く1週間以上経ってから対応している
- 受付メールが届かず問い合わせが正常に送信されたか不明
- 対応の流れが不明瞭で訪問者が不安になっている
ホームページからの問い合わせを増やす5つのポイント
ホームページからの問い合わせを増やすためには、訪問者が自然に「問い合わせをしよう」と思える仕組みを作ることが大切です。以下の5つのポイントを順番に整備していきましょう。
- CTA(行動喚起)の改善
- フォームの最適化
- 信頼感を高めるコンテンツの追加
- 訪問者の悩みに寄り添うコンテンツの作成
- 問い合わせ後のスピード対応
1. CTA(行動喚起)の改善
CTA(Call To Action)とは、訪問者に具体的な行動を促すためのメッセージやボタンのことです。「お問い合わせはこちら」「無料相談する」などのボタンがCTAにあたります。CTAのデザインや設置場所を工夫するだけで、問い合わせ数が大きく変わることがあります。
CTAボタンの設置場所として押さえるべき位置
- ファーストビュー(ページを開いた瞬間に見える場所)
- ページの中盤(情報を読んだ後に行動しやすい位置)
- 記事の最後(情報を読んで納得した後にクリックできる)
- 固定バナー(スクロールしても消えないCTA)
ボタンの色と文言を工夫する
CTAボタンのデザインや言葉の選び方によって、訪問者の行動率が大きく変わります。ボタンの色はサイト全体のデザインに埋もれないようにすることが重要で、青や緑は信頼感・安心感を、赤やオレンジは行動を促す効果があります。文言は「お問い合わせはこちら」のような一般的な表現より、「無料相談してみる」「今すぐ専門家に相談する」「資料をダウンロードする」といった具体的な行動をイメージできる表現が効果的です。
CTAボタンの文言改善の例
- 「お問い合わせはこちら」→「無料相談してみる」に変更する
- 「送信する」→「今すぐ専門家に相談する」に変更する
- 「詳しくはこちら」→「資料をダウンロードする」に変更する
- ボタンの背景色をサイトのメインカラーと対比する色にする
- スクロールしても追従する固定CTAボタンを設置する
支援先のBtoB企業でよくあるのが「お問い合わせはこちら」というボタンがフッターにしかない状態です。担当者からすると「どこにあるかわかるはず」と思っているのですが、初めて訪れた訪問者には全く目に入っていません。ファーストビューにCTAボタンを追加しただけで問い合わせ数が改善したケースが複数あります。まずCTAの設置場所を見直すことを最初の改善ポイントとしておすすめします。
BtoBでのCTA設計の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。

2. フォームの最適化
問い合わせフォームは、訪問者が実際に行動を起こす最終ステップです。フォームが使いにくいと途中で離脱してしまい、せっかくの見込み客を逃してしまいます。「シンプルで使いやすいフォーム設計」を意識することが重要です。
入力項目は最低限に絞る
入力項目が多すぎると「面倒だからやめよう」と思われてしまい、フォームの途中で離脱する原因になります。必要な情報のみに絞り、詳細は後のやりとりで補う設計が現実的です。
フォームの入力項目を絞るポイント
- 名前・メールアドレス・問い合わせ内容の3点に絞る
- 電話番号や住所は必須にせず任意入力にする
- 「役職・部署」など優先度の低い項目は省略する
- 選択式(ラジオボタン・チェックボックス)を活用して入力負荷を下げる
スマホで入力しやすいフォームにする
多くの訪問者がスマホから問い合わせを行います。PCで問題なくてもスマホで使いにくいフォームだと、入力を諦めてしまうことがあります。
スマホ対応フォームのポイント
- フォームの幅をスマホ画面に最適化する
- 入力欄をタップしやすいサイズに設定する
- 電話番号欄では数字キーボードが表示されるよう設定する
- 自動入力機能を活用して入力補助できるようにする
送信後の自動返信で安心感を与える
フォームを送信した後に適切な対応がないと、訪問者は「ちゃんと送信できたのか」「いつ返信が来るのか」と不安になります。送信完了ページの表示と自動返信メールを設定しておくことをおすすめします。
自動返信メールに含めるべき内容
- 問い合わせ内容の確認(入力した情報を記載する)
- 返信の目安(「1営業日以内にご連絡します」など)
- 問い合わせ先の再案内(「急ぎの方はお電話ください」など)
支援先で実際にフォームの入力項目を8つから4つに絞ったところ、フォームの送信完了率が大きく改善した事例があります。「念のため聞いておきたい」という項目が離脱を招いていることは多く、営業に本当に必要な最低限の情報に絞ることが問い合わせ数を増やす最短ルートです。
ホームページに必要な機能の選び方と費用目安については、以下の記事を参考にしてください。

3. 信頼感を高めるコンテンツの追加
「この会社なら安心して問い合わせできる」と思ってもらうことが重要です。特に初めて訪れる訪問者は少しでも不安を感じると問い合わせをためらいます。第三者の評価や具体的な実績を明示することが効果的です。
お客様の声(成功事例やレビューの掲載)
実際にサービスを利用した人の声は、問い合わせを後押しする強力な要素です。自分と似た立場の人が満足していることがわかると、安心して問い合わせしやすくなります。
効果的なお客様の声の掲載ポイント
- 実名や顔写真を掲載して信頼度を上げる(可能な範囲で)
- 「導入前の悩み→解決策→結果」をストーリー形式で書く
- 業種や課題別に分類して訪問者が自分に合った事例を探しやすくする
- 動画インタビューを掲載してさらに説得力を高める
導入実績・事例(数値データや具体的な成果を見せる)
「実績があること」を明示することも重要です。数値データを使って具体的な成果を伝えると、訪問者にとって信頼できる情報になります。
信頼感を高める実績・事例の掲載ポイント
- 数字を使って具体的な成果を示す(「問い合わせ数〇倍」など)
- 業界・業種別の事例を用意して自分に近いケースを探せるようにする
- ビフォーアフターの比較を掲載し導入効果をわかりやすく伝える
- 導入企業一覧を掲載して信頼度を高める
顔が見える情報発信(会社情報・スタッフ紹介ページの充実)
無機質なホームページでは「この会社は本当に大丈夫かな?」と不安を抱かせてしまいます。「顔が見える情報発信」を強化することで安心感を持ってもらうことが大切です。
信頼感を高めるために掲載すべき情報
- 代表・スタッフの顔写真を掲載して親しみやすさを伝える
- 会社の理念・ミッションを明記して何を大切にしているかを伝える
- オフィスの写真を掲載して実在する企業であることを視覚的に伝える
- SNSやブログで日々の情報を発信して最新情報を届ける
50社以上の支援経験からお伝えすると、お客様の声の掲載有無は問い合わせの質に大きく影響します。価格比較が前提だった問い合わせが、事例ページ公開後から「御社に頼みたい」という前提の相談に変わったケースがあります。事例は「何をしたか」よりも「どんな課題を持った会社が、どう変わったか」という視点で書くことで、読み手の共感を引き出しやすくなります。
4. 訪問者の悩みに寄り添うコンテンツの作成
訪問者が問い合わせをためらう理由の一つに「問い合わせるメリットがわからない」「疑問や不安が解消されていない」という点があります。「この会社に相談すれば自分の悩みが解決できそう」と思わせるコンテンツを用意することが重要です。
「問い合わせるメリット」を明確に伝える
訪問者は問い合わせをする前に「本当に相談して大丈夫か」「自分にとって得があるのか」を考えています。そのため、問い合わせをすることで得られるメリットを具体的に伝えることが大切です。
問い合わせのハードルを下げるポイント
- 「無料相談」「無料診断」「お試し体験」などを明示する
- 「今だけ〇〇プレゼント」といった特典を設ける
- 問い合わせ後の流れを具体的に説明する
- 「しつこい営業は一切しません」という安心できる一言を添える
よくある質問(FAQ)で問い合わせ前の不安を解消する
訪問者は問い合わせる前に「こんなこと聞いていいのかな」「問い合わせたらしつこく営業されるのでは」といった疑問を抱えています。FAQでこうした不安をあらかじめ解消することで問い合わせのハードルを下げることができます。
FAQに掲載すべき質問例
- 「どんなサービスを提供していますか?」(具体的なサービス内容)
- 「料金はどれくらいかかりますか?」(料金体系や無料プランの有無)
- 「問い合わせ後の流れを教えてください」(どんな対応をするかを明記)
- 「しつこい営業はありませんか?」(営業スタンスを明確に伝える)
- 「他社とどう違うのですか?」(自社の強みや特徴をアピール)
課題解決型のコンテンツを用意する
訪問者は「単にサービスを知りたい」のではなく「自分の悩みを解決できるか」を知りたがっています。具体的な課題を取り上げ、それに対する解決策を提示するコンテンツを用意することが効果的です。
課題解決型コンテンツの例
- 「ホームページの問い合わせを増やすには?成功事例を紹介」
- 「広告費をかけずに集客する方法|無料でできる施策5選」
- 「SEO対策の基礎|検索順位を上げるための3つのポイント」
- 「問い合わせが増えない5つの理由と改善策」
5. 問い合わせ後のスピード対応
問い合わせがあった後の対応スピードは、成約率を大きく左右します。訪問者は「すぐに回答がもらえそうな会社」を選びやすく、対応が遅いと他社に流れてしまう可能性があります。
問い合わせ直後に自動返信メールを送る
問い合わせをした訪問者は「本当に届いたのかな?」と不安になることがあります。問い合わせ直後に自動返信メールを送ることで訪問者の不安を解消し、安心感を与えることができます。
自動返信メールに含めるべき内容
- 返信の目安(「通常24時間以内に返信いたします」など)
- 問い合わせ内容の控え(フォームで入力した情報を記載)
- 会社情報や担当者名(安心感を持たせる)
24時間以内に返信できる体制を整える
問い合わせ対応が遅れると訪問者の温度感が下がり、成約のチャンスを逃してしまいます。できるだけ24時間以内(できれば当日中)に返信できる体制を整えることが重要です。
迅速な対応を実現するための工夫
- 問い合わせの通知をリアルタイムで受け取れるよう設定する
- 事前に返信テンプレートを作成して素早く対応できるようにする
- 即返信が難しい場合でも「確認中です」の一報を入れる
問い合わせ後の流れを事前に説明しておく
訪問者は問い合わせ後の流れがわからないと「このまま待っていればいいのか」「本当に対応してもらえるのか」と不安を感じてしまいます。事前に「問い合わせ後のステップ」を説明しておくことで安心してもらうことができます。
お問い合わせ後の流れの例
- お問い合わせフォームの送信(自動返信メールが届く)
- 担当者が内容を確認し24時間以内にご連絡する
- ご相談内容に応じてオンラインまたは対面で打ち合わせを行う
- ご提案・お見積もりの提示
- ご契約
支援先で問い合わせ後の対応を振り返ると「返信が翌々日になっていた」というケースが想像以上に多くあります。担当者が外出中だったり、メール通知に気づいていなかったりと、仕組みではなく属人的な対応になっていることが原因です。問い合わせ通知をスマートフォンにも届くよう設定し、返信テンプレートを事前に用意しておくだけで対応スピードは大きく改善できます。
問い合わせ後のフォローを自動化する方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ
今日から実践できる5つの改善ポイントの振り返り
ホームページからの問い合わせを増やし成約につなげるためには、訪問者がストレスなく行動できる環境を整えることが重要です。難しい施策を一度に全部取り組む必要はなく、優先度の高いものから一つずつ改善していくことが現実的です。まずCTAの設置場所とフォームの項目数を見直すことから始めてみてください。
- CTAボタンをファーストビューと複数箇所に設置する
- フォームの入力項目を必要最低限に絞り込む
- お客様の声と事例を「課題→変化」の形式で掲載する
- FAQで問い合わせ前の不安をあらかじめ解消する
- 自動返信メールと返信テンプレートで対応スピードを上げる
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