はじめに
自社のWebサイトに「どの機能を入れるべきか」は、目的や業種、社内の体制によって変わります。問い合わせを増やしたいのか、資料請求を増やしたいのか、採用応募を増やしたいのかで、必要な導線や機能の優先順位は大きく変わります。本記事では、よく使われる17の機能を「基本」「集客・営業」「信頼性」「販売」「採用・会社情報」の5つに分け、選び方と費用の目安をわかりやすく整理します。初期費用だけでなく運用の手間や月額費用もあわせて確認し、ムダな投資を避けながら成果が出る構成を作るポイントをまとめました。
こんな方におすすめの記事です
- 目的に合う機能を短時間で選びたい
- 初期費用と月額の相場感を知りたい
- 少人数でも運用しやすい構成にしたい
- 問い合わせや応募を増やしたい
- 今あるサイトの弱点を把握したい
- 将来拡張できる設計にしたい
- 外注と内製の分担を決めたい
- ツール選定の失敗を避けたい
- 社内説明用の根拠を用意したい
- 短納期でも優先順位を明確化したい
この記事でわかること
- 目的別17機能の役割と効果
- 各機能の選定基準と注意点
- 初期費用と月額の目安感
- 小さく始めて拡張する流れ
- 運用負荷を下げる工夫方法
- 外注・内製の判断ポイント
- 導入前チェックリスト項目
- よくある失敗と回避策
- 成果測定の基本指標一覧
- 短期と中長期の投資配分
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- ホームページやSNSを活用しているが、問い合わせや売上につながらない
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【この資料でわかること】
- 中小企業が成果を出すためのWebマーケティングの基本と成功ステップ
- 「アクセスが増えない」 「問い合わせが少ない」など、よくある課題の解決策
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基本的な機能
基本機能は、どの目的でも共通して必要になる「土台」です。問い合わせの受け皿であるフォーム、効果を測るためのアクセス解析、スマホでの見やすさを担保するモバイル対応など、欠けると成果測定や改善が難しくなります。まずは「必ず入れる」前提で考え、将来の拡張時にも設定をやり直さなくて済むように、最初の段階で丁寧に設計しておくことが大切です。とくにフォーム項目と解析の計測設計は、後から直すほど手間が増えるため、初期段階での整備をおすすめします。
問い合わせフォーム
問い合わせフォームは見込み顧客との最初の接点です。入力項目が多すぎると離脱が増え、少なすぎると受注に必要な情報が不足します。名前・会社名・メール・電話・問い合わせ内容の基本に加え、選択式の項目を使い短時間で入力できるようにすると負担が減ります。自動返信メールで受領を伝え、担当宛て通知で対応の遅れを防ぐ設計も重要です。スパム対策としてreCAPTCHAや二重送信防止、必須チェックとエラーメッセージの明確化も欠かせません。送信完了ページには次の行動(資料DLや事例閲覧)へのリンクを置き、商談化までの導線を用意しましょう。
- 必須項目を5点前後に絞り込む
- 選択式で入力負担を最小化する
- 自動返信で受付完了を即時通知
- 担当者通知で対応遅延を防止する
- reCAPTCHAでスパム送信を抑止
- 入力エラーを画面上で明示する
- 二重送信防止の仕組みを入れる
- 完了ページに次の導線を設置する
- 個人情報の取扱いを明記する
- スマホでの入力性を検証する
必要な項目と使いやすさの工夫
項目設計では「営業に必要な最小限」を意識します。例えばBtoBなら、業種や従業員規模は選択式で概況が掴め、提案準備がスムーズになります。一方、住所や部署名など受注に直結しない情報は、初回問い合わせでは求めないほうが離脱を防げます。使いやすさでは、スマホ入力の配慮(電話入力欄は数値キーボード、メール欄は@キーボード)や、入力途中の保存、プライバシーポリシーへのわかりやすいリンクが効果的。送信前に確認画面をはさむか、送信後の修正リンクを用意するなど、ユーザーの不安を減らす工夫も成果に直結します。
- 営業に必須の最小項目へ整理する
- 住所等は後工程で収集へ回す
- 選択肢で誤入力と離脱を軽減する
- スマホの入力種別を最適化する
- プライバシー表記を明確に示す
- 送信前確認や修正導線を用意する
- 入力保持で途中離脱をケアする
- 必須と任意を視覚的に区別する
- 完了後の次アクションを提示する
- 定期的に項目を見直し最適化する
アクセス解析ツール
アクセス解析は「来訪者がどこから来て、どのページで何をしたか」を理解するための基盤です。最低限、ページ閲覧、送信完了、資料ダウンロードなどの重要アクションを計測し、流入経路(検索、広告、SNS、紹介など)ごとの成果を比較します。設定を後回しにすると、データが溜まらず判断が遅れます。計測開始日は早いほど有利です。まずは主要ページの到達率、フォーム到達率、送信率の3点を毎月確認し、ボトルネックを特定します。ダッシュボードを作り、経営会議での定例レビューに組み込むと改善が進みます。
- 重要イベントの計測設計を行う
- 流入別の成果比較を毎月確認する
- 到達率と送信率の推移を追跡する
- ダッシュボードを定例化して共有
- 計測漏れや重複をテストで検証
- 検索クエリの傾向を把握する
- 広告計測と整合性を取る
- UTMルールを社内で統一する
- 目標値と乖離を原因別に分解する
- 改善仮説を翌月施策に反映する
Googleアナリティクスやサーチコンソールの導入
解析ではGoogleアナリティクス(GA)で行動データ、サーチコンソールで検索データを取得します。GAはイベント(送信、DL、外部リンクなど)を設定し、主要導線のどこで離脱が起きているかを可視化します。サーチコンソールでは検索キーワード、平均掲載順位、クリック率を確認し、タイトルや見出しの改善に活かします。導入時はタグの重複設置に注意し、テスト用と本番用の環境を分けて検証を行うとトラブルが少なくなります。毎月のレポート形式を決め、定点観測することで小さな改善でも確実に積み上げられます。
- GAで重要イベントを定義・計測する
- SCで検索語とCTRを点検する
- タグの重複・欠損を排除する
- 本番と検証環境を分離する
- 月次レポートの型を固定する
- 改善仮説と実験を記録する
- 指標の目標値を共有する
- 権限と管理者を明確化する
- 自動収集に頼らず手動点検する
- 広告計測と差異を調整する
モバイル対応(レスポンシブデザイン)
現在の多くの訪問はスマホからです。文字サイズ、行間、ボタンのタップ範囲、画像の読み込み速度など、スマホで使いやすいかが成果に直結します。パソコン前提のデザインは、スマホでの読了率や送信率を下げがちです。画像圧縮や不要スクリプトの削減、フォームのキーボード最適化、ヘッダ固定の問い合わせ導線など、細部の積み重ねが効果を生みます。公開後も実機で定期確認を行い、ブラウザやOS更新による崩れを早期に発見・修正しましょう。モバイル基準で作り、PCは拡張と考えるのが実務的です。
- 本文の読了率を指標として追う
- タップ領域を44px以上に確保する
- 画像を圧縮し初回表示を高速化する
- 不要スクリプトを削減し軽量化する
- フォーム入力キーボードを最適化
- 固定ボタンで問い合わせ導線を常設
- 実機テストを月次で実施する
- 主要端末とOSで互換性を検証する
- 改修履歴を管理し再発を防止する
- 表示速度を定点でモニタリングする
集客や営業に役立つ機能
見込み顧客を増やすには、定期的な情報発信と、興味度合いに応じた導線設計が不可欠です。ブログやお知らせは検索流入の土台になり、SEOの基本対策は記事の見つけやすさを左右します。資料ダウンロードでリード情報を獲得し、チャットやオンライン相談で即時対応の機会をつくることで、商談までの時間を短縮できます。自社の営業スタイルに合わせて、反応が高い導線から段階的に導入しましょう。
ブログ・お知らせ機能
ブログは見込み顧客の疑問に答える場です。製品機能の紹介だけでなく、導入事例や失敗しやすいポイント、選び方のコツなど、検索されやすいテーマを中心に作ると効果的です。社内だけで更新が難しい場合は、外部ライターの活用や月数本の更新計画を決めるなど、続けられる体制にすることが重要です。カテゴリーとタグを整理し、関連記事やCTA(問い合わせ・資料請求)を記事末に設置すると回遊が増えます。まずは「よくある質問」を10本ほど用意し、安定した検索流入の土台を作りましょう。
- 検索される疑問を優先して執筆する
- カテゴリとタグの設計を固定する
- 月次更新本数を先に決めて守る
- 記事末に問い合わせ導線を設置する
- 関連記事で回遊時間を延ばす
- 事例記事で信頼感を補強する
- 外部ライターを計画的に活用する
- チェック体制と校閲を整える
- 検索順位の変化を継続監視する
- 成果が出た型を再現して横展開
SEO対策機能
SEOは「検索で見つけてもらう」ための基本施策です。タイトル、見出し、メタ説明の最適化、ページ表示速度、モバイル使いやすさ、内部リンクの設計など、基礎を整えるだけでも効果があります。プラグインやCMS機能で設定を支援できますが、最も重要なのは「検索意図に合った内容」を提供することです。記事のねらい語句を1つに絞り、競合上位ページが満たしている情報を分析し、不足を補う構成にします。月1回の順位とクリック率の確認を習慣化し、改善を繰り返すことで、費用を抑えながら安定した流入を育てられます。
- 狙う検索語句を1ページ1つに絞る
- タイトルと説明文を定期点検する
- 見出し構成で重要情報を整理する
- 内部リンクで関連性を補強する
- 画像圧縮と速度改善を実施する
- モバイルの可用性を検証する
- 上位競合の要素を分解して学ぶ
- 月次で順位とCTRを確認する
- 成果の出た型を標準化する
- 不要ページの統合を検討する
資料ダウンロード機能
資料ダウンロードは、興味関心の高い見込み顧客を可視化する手段です。フォームで会社名や役職、課題感を取得でき、営業アプローチの優先度付けに役立ちます。PDFだけでなく、比較表、チェックリスト、導入事例集など、実務に役立つ形式だと反応が高くなります。ダウンロード後はサンクスページで関連資料やセミナー案内を提示し、継続的な接点を作ります。フォームの項目は問い合わせより少し多めでも、価値ある資料であれば離脱は抑えられます。月1本の新規資料追加を目標にすると効果が積み上がります。
- 実務で使える資料を設計する
- フォームで課題感を取得する
- サンクスで次導線を提示する
- ダウンロード履歴を記録する
- PDFとチェック表を併用する
- 社内レビューで品質を担保する
- 毎月1本の新規作成を継続する
- メール送付も選択肢で用意する
- 既存資料を定期的に更新する
- CV率の変化を計測し改善する
チャットボット・オンライン相談
チャットは「今すぐ聞きたい」に応える導線です。営業時間外はボットが一次対応し、営業時間内は担当が引き継ぐ形が運用しやすいでしょう。質問を3〜5個に絞った分岐で、資料案内やミニ診断、見積もり依頼へ誘導できます。ビデオ会議予約とつなげると、メール往復を減らせます。導入時は対応ルールを明確化し、返答テンプレートと二次対応の切り分けを決めると品質が安定します。初期はFAQ対応から始め、問合せ内容の傾向を見てシナリオを拡張するのが現実的です。
- FAQ中心のシナリオから開始する
- 営業時間外はボットで一次対応
- 担当引き継ぎの基準を明確化する
- 返答テンプレートで品質を均一化
- 予約導線と連携して往復を削減
- ログ分析で質問傾向を特定する
- 成果指標をCVと満足度で測る
- 個人情報の取扱いを徹底する
- 対応体制の休暇時ルールを定義
- 改善点を月次で反映し拡張する
信頼性を高める機能
実績紹介・事例掲載
実績紹介や事例掲載は、会社がこれまでにどのような成果を出してきたかを示す大切な機能です。特にBtoBの取引では「信頼できる相手かどうか」が判断材料となるため、取引先や導入事例を具体的に掲載することで安心感を与えられます。写真や導入効果の数値などを加えると、より説得力が増します。閲覧者が「自分たちにも同じ効果があるかもしれない」とイメージできることが重要です。
- 導入事例を具体的に紹介する
- 実績を数値でわかりやすく示す
- 写真やビジュアルを活用する
- 顧客の課題と解決策を明確にする
- 業種別の事例を整理して見せる
- 成功事例と効果を簡潔にまとめる
- 取引先のロゴを許可の上掲載する
- 閲覧者に共感を与える内容にする
お客様の声(レビュー掲載)
お客様の声は、第三者からの評価を通して会社やサービスの信頼性を高める役割を持ちます。企業側の一方的なアピールではなく、実際に利用した顧客の感想や評価を伝えることで、検討中の読者が安心して問い合わせや契約に進みやすくなります。文章だけでなく星評価や短いコメントを複数載せることで、リアルさが伝わります。ネガティブな声も含め、改善姿勢を示すことで誠実さが伝わる場合もあります。
- 実際の顧客のコメントを掲載する
- 星評価や数値をわかりやすく見せる
- 複数の顧客事例を紹介する
- 業種や規模別の感想を整理する
- 改善点に対する対応も記載する
- 信頼できる名前や肩書を明示する
- 写真や顔出しを許可の範囲で使う
- 動画でのインタビューを追加する
セキュリティ(SSL化)
SSL化とは、Webサイトと利用者の間でやり取りする情報を暗号化し、安全に守る仕組みのことです。これにより、問い合わせフォームやログイン情報などが第三者に盗まれにくくなります。Googleの検索評価にも関わるため、SEOの観点でも必須の機能です。アドレスバーに「鍵マーク」が表示されることで、利用者も安心して情報を入力できます。特にBtoBでは信頼感がビジネスに直結するため、必ず対応しておくべき要素です。
- サイト全体を常時SSL化する
- アドレスバーに鍵マークを表示する
- フォーム送信情報を暗号化する
- 無料と有料の証明書を比較検討する
- 証明書の更新を忘れずに行う
- 検索エンジンの評価向上に役立てる
- ユーザーの安心感を高める
- 金融や医療関連では必須要件とする
商品・サービス販売に必要な機能
ショッピングカート
ショッピングカート機能は、商品やサービスを複数選んで一度に購入できる仕組みです。ECサイトには欠かせない要素で、ユーザーが購入をスムーズに進められるよう工夫が必要です。例えば、商品を入れた後に数量変更や削除ができること、送料や合計金額がすぐにわかることなどが重要です。購入途中で操作が複雑だと離脱の原因になるため、シンプルでわかりやすいUI設計が信頼性や売上に直結します。
- 数量変更や削除を簡単にできる
- 送料や合計金額を自動表示する
- 購入途中で情報を保存できる
- スマホでも操作しやすく設計する
- 購入ボタンをわかりやすく配置する
- カート内でクーポン適用を可能にする
- 在庫切れを即座に知らせる仕組みを持つ
- 途中離脱を防ぐ工夫を取り入れる
オンライン決済
オンライン決済機能は、ユーザーが購入代金をインターネット上で安全に支払える仕組みです。クレジットカードやコンビニ払い、銀行振込、電子マネーなど、複数の決済手段に対応することが購入率を上げるポイントです。特にBtoB取引では請求書払いも求められることがあります。セキュリティ対策をしっかり行うことで、顧客が安心して取引できる環境を整えることができます。信頼できる決済代行サービスを選ぶことが成功のカギです。
- クレジットカード決済に対応する
- コンビニ払いを導入して利便性を高める
- 銀行振込や後払いに対応する
- 電子マネーやQR決済を導入する
- セキュリティ基準を満たすサービスを利用
- 多様な支払い方法で購入率を上げる
- 決済代行サービスを比較検討する
- トラブル時のサポート体制を確認する
会員登録・ログイン機能
会員登録・ログイン機能は、顧客に専用のアカウントを持ってもらい、継続的な関係を築くために役立ちます。過去の購入履歴やお気に入り商品を保存できるほか、会員限定の特典やコンテンツを提供することでリピート率を高められます。また、BtoB向けでは「会員専用価格」や「契約先だけが見られるページ」を設けることで、効率的な営業や受注につながります。安全性の高い仕組みを導入し、使いやすさも重視することが重要です。
- 購入履歴や注文状況を確認できる
- お気に入り商品を保存できる
- 会員限定の特典を提供する
- 会員専用価格を表示できる
- 契約者向けページを設置できる
- パスワード再設定を簡単にする
- セキュリティ強化の仕組みを導入する
- 使いやすいログイン画面を設計する
採用・企業情報に関する機能
採用情報ページ
採用情報ページは、会社の魅力を伝えて新しい人材を集めるために重要な役割を果たします。募集職種だけでなく、会社の理念や働き方、社員の声を掲載すると応募者に具体的なイメージを持ってもらえます。また、福利厚生やキャリアアップ制度などを明示することで、安心感を与えることができます。求職者にとって「ここで働きたい」と思える情報をまとめることが大切です。
- 募集職種をわかりやすく掲載する
- 仕事内容を具体的に説明する
- 会社の理念やビジョンを紹介する
- 福利厚生や制度を明記する
- 社員の声やインタビューを載せる
- 写真で社内の雰囲気を伝える
- 応募方法を簡潔に記載する
- キャリアアップの道筋を示す
エントリーフォーム
エントリーフォームは、求職者が実際に応募できる仕組みです。入力項目が多すぎると途中で離脱されるため、必要最低限に絞ることが大切です。また、スマートフォンでも入力しやすいデザインにすることで応募数を増やせます。履歴書や職務経歴書をアップロードできる機能を付ければ、郵送の手間が省け、応募者と企業の双方にとって便利です。個人情報の取り扱いには十分に配慮し、安心して応募できる環境を整えることが重要です。
- 必須項目を最小限に抑える
- スマホで入力しやすく設計する
- 履歴書アップロード機能を付ける
- 入力補助機能を導入する
- 確認画面を設けて安心させる
- 応募完了メールを自動送信する
- 個人情報の取り扱いを明記する
- 途中保存ができるようにする
会社概要・アクセスマップ
会社概要やアクセスマップは、取引先や応募者に会社の基本情報を伝えるために欠かせないページです。所在地や設立年、代表者名、資本金などの情報を掲載することで、会社の信頼性が高まります。さらに、地図を埋め込んでアクセス方法を具体的に記載すると、来社や面接時に便利です。写真やオフィスの外観を紹介することで、初めて訪れる人にも安心感を与えられます。正確で最新の情報を載せることが大切です。
- 所在地や住所を明確に記載する
- 設立年や沿革を簡潔に紹介する
- 代表者名や役職を明記する
- 資本金や従業員数を掲載する
- アクセスマップを埋め込む
- 交通手段や所要時間を記載する
- 外観やオフィス写真を載せる
- 最新情報を定期的に更新する
機能の費用目安
無料で使えるもの
無料で利用できる機能は、初期費用を抑えたい中小企業にとって魅力的です。代表的なのはGoogleアナリティクスやサーチコンソールといったアクセス解析ツールで、導入も比較的簡単です。また、無料の問い合わせフォームやカレンダー機能なども利用できます。ただし、無料サービスはサポートが限定的だったり、広告が表示される場合もあるため注意が必要です。将来的に拡張する予定を考えながら導入しましょう。
- Googleアナリティクスを導入する
- サーチコンソールで検索状況を把握する
- 無料の問い合わせフォームを利用する
- 無料カレンダー機能を活用する
- オープンソースCMSを検討する
- 無料テーマを試しに使う
- 無料プラグインを導入する
- 基本的なSSL証明書を利用する
有料で導入すべきもの
有料で導入すべき機能は、ビジネスの信頼性や効率性を高めるものです。例えば、オンライン決済やセキュリティ強化のための有料SSL証明書は、顧客に安心感を与えるため欠かせません。また、会員制サイトを運営する場合には、有料プラグインやシステムを導入する必要があります。無料サービスでは補えない部分に投資することで、サイトの品質と成果を大きく向上させられます。
- 有料SSL証明書を導入する
- 信頼性の高い決済サービスを利用する
- 有料の会員制プラグインを導入する
- サポート付きの有料テーマを採用する
- セキュリティ対策ツールに投資する
- バックアップサービスを契約する
- 高速化プラグインを利用する
- 専用サーバーやクラウドを導入する
外注した場合の相場感
機能を外注して導入する場合、費用は内容や規模によって大きく変わります。例えば、問い合わせフォームは数万円程度で導入可能ですが、ECサイト全体を構築するとなると数十万円から数百万円になることもあります。外注先を選ぶ際は、価格だけでなく、実績やサポート体制も確認することが大切です。また、初期費用に加えて運用コストもかかるため、長期的な視点で予算を考える必要があります。
- 問い合わせフォームは数万円程度
- 小規模ECサイトは数十万円が目安
- 大規模ECサイトは数百万円規模になる
- SEOや集客機能は追加費用が必要
- サポート体制の有無を確認する
- 保守契約の月額費用を考慮する
- カスタマイズ範囲で費用が変動する
- 外注先の実績や評判を調べる
まとめ
自社に必要な機能を選ぶコツ
Webサイトには多くの機能がありますが、すべてを導入する必要はありません。大切なのは、自社の目的に合った機能を選ぶことです。問い合わせ数を増やしたいのか、商品を販売したいのか、採用を強化したいのかによって、必要な機能は大きく変わります。最初は基本的なものから導入し、成果やニーズに合わせて機能を追加していくと無駄がありません。目的を明確にし、優先順位をつけて選ぶことが成功への近道です。
- 目的を明確にして機能を選ぶ
- 必要最低限から導入を始める
- 成果を見ながら追加していく
- 優先順位を決めて投資する
- 業種に合った機能を選定する
- 顧客の利便性を重視する
- 導入後の運用を意識する
- 将来の拡張性を考慮する
初期投資と運用コストのバランスを考える
Webサイトは作って終わりではなく、運用を続けることで効果を発揮します。そのため、初期投資だけでなく、毎月の運用コストやメンテナンス費用を見越して計画することが重要です。安さだけを重視して機能を制限すると、後から拡張する際に余計なコストが発生することもあります。逆に、高額な機能を導入しても使いこなせなければ意味がありません。自社の予算やリソースに合ったバランスを見極めることが大切です。
- 初期費用と月額費用を比較する
- 長期的な運用コストを計算する
- 無理のない範囲で投資を行う
- 拡張性を見込んだ計画を立てる
- 安さだけで判断しない
- 使いこなせる範囲で導入する
- 予算に合ったサービスを選ぶ
- 費用対効果を常に意識する
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