失敗しないホームページ制作会社の選び方 | 事前準備やチェック項目も解説

こんな人におすすめ

  • ホームページの改修を検討している
  • 新しくホームページを作りたい
  • 付き合っている制作会社がいるが、他も検討してみたい

この記事でわかること

  • 自社にあったホームページの制作会社がわかる
  • 親身に対応してくれる制作会社の特徴がわかる
目次

ホームページ制作会社に問い合わせする前に最低限やっておきたい3つの事前準備

こちらの内容は、初回の打ち合わせで必ず制作会社から聞かれる内容です。ホームページの内容に関しては、この時点ではそこまで具体的に決めておく必要はないですが、この3つの内容はしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

  • 現状の課題や悩みの洗い出し
  • ホームページ制作の目的やゴール
  • ホームページ制作の予算と納期

現状の課題や悩みの洗い出し

事業を行うにあたっての課題や、困っていることを洗い出していきます。この内容は次の項目のホームページの目的やゴールと関連する内容になってくるので、できるだけ細かいことでも多く洗い出しておくと、何のためにホームページを制作する必要があるのかが明確になります。

よくある課題・お困りごと

  • ホームページは持っているが、問い合わせがなかなかこない
  • デザインが古いので、ターゲットにあわせた新しいデザインに変更したい
  • 採用をホームページで出しているが、なかなか応募がこない
  • SEOで上位表示を狙いたいが、どこから手をつけたらいいかわからない
  • 自社でホームページを運用したいが、複雑でよくわからない

ホームページ制作の目的

課題や困りごとの洗い出しができたら、ホームページを制作する目的を明確にしていきましょう。目的の決め方は、上記で洗い出した課題や困りごとを解決するためにはどのようなサイトが必要かを考えていく必要があります。

よくあるホームページ制作の目的

  • ホームページは持っているが、問い合わせがなかなかこない
    →ターゲットに合わせたデザインやサイトにメディア機能などをつけてSEO対策をする必要がある。
  • デザインが古いので、ターゲットにあわせた新しいデザインに変更したい
    →ターゲットに合わせたデザインが必要。
  • 採用をホームページで出しているが、なかなか応募がこない
    →採用に特化したサイトを作るか、採用詳細が記載されているLPを作りSNSや広告などで宣伝していく必要がある。
  • SEOで上位表示を狙いたいが、どこから手をつけたらいいかわからない
    →サイトのアクセス解析を行い、ページごとの改修をしていくか、必要であればサイト全体のリニューアルを行う。
  • 自社でホームページを運用したいが、複雑でよくわからない
    →CMS(ワードプレスなど)を導入して、専門知識がなくても頻繁に更新できる仕組みを導入する。

一旦自社内で課題や目的を洗い出して、それをベースに制作会社の担当者と相談してみましょう。課題や困っていることが明確であれば、専門的な目線からの解決策やアドバイスを受けれる可能性が高いです。

ホームページ制作の予算と納期

制作会社が一番気になるのはここかもしれません。サイトの規模ごとのホームページ制作の料金相場と制作期間はこちらです。内容や機能によって費用や期間は変わってきますが、こちらをベースに考えていただくと、制作会社とのやりとりがスムーズにいくでしょう。

サイト規模 料金相場 制作期間
小規模(10ページ以下) 30万〜70万程度 1ヶ月〜2ヶ月程度
中規模(11ページ〜30ページ) 70万〜200万程度 2ヶ月〜3ヶ月程度
大規模(30ページ以上) 200万以上 3ヶ月以上

サイトの規模やページ数が具体的にわからない場合は、掲載したい情報量やサイト制作の目的などから制作会社に見積もりをお願いしましょう。見積もりをお願いする際に、想定している予算感やいつまでにサイトを公開した以下の要望などを伝えておくと、それに合わせた規模のサイトで見積もりを作成してくれます。

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制作会社の選び方7つのポイント

制作会社を選定する際は、3つ程度から見積もりを取るようにしてください。それぞれの提案内容や担当者との相性、費用や見積もり内容などを比較して制作会社を選定すると、自社にあった制作会社を選定することができます。

  • どんな制作実績があるのか
  • 担当者との相性やコミュニケーションに問題がないか
  • プロ目線での新しい提案をしてくれるか
  • サポートや運用、保守はどこまで対応してくれるか
  • Web集客までサポートしてくれるのか
  • 制作会社自身のホームページは魅力的か
  • 予算や納期に合わせて対応してくれるのか

どんな制作実績があるのか

制作実績は、制作会社のホームページに掲載されていることが多いです。ホームページ内に「ワークス」や「制作実績」のページがあると思うので、そちらからどのようなWebサイトの制作実績があるのかを確認しましょう。

制作実績を確認する際の注意点としては、サイトのデザインはもちろんですが、サイトの動線はわかりやすくなっているか、ウェブ集客やマーケティングの観点でどういった工夫を行なっているのかなどをお打ち合わせの際に担当に確認してみるといいでしょう。

同じ業種のサイトの制作実績があるのが一番いいですが、仮にそうでない場合も、サイトの動線やデザインのこだわったポイント、ウェブマーケティング視点での提案がある場合は、高い集客効果が期待できます。実績と合わせて制作会社の強みなども打ち合わせの際に確認しましょう。

担当者との相性やコミュニケーションに問題がないか

ホームページ制作は、1ヶ月から大きいプロジェクトだと数ヶ月にもわたるケースが一般的です。

担当との相性が合わないと、担当とのやりとりがストレスになったり、スケジュール通りにプロジェクトが進まないなどの自体が起こってしまい、最悪のケース思った通りのホームページができないケースもあります。修正依頼を出しても追加料金を請求されるなど、トラブルにも発展しかねないので、担当との相性は非常に重要です。

担当者との相性チェックポイント

  • わかりやすい言葉で説明をしてくれたか
  • 話をしっかりと聞いてくれたか
  • デメリットなどを正直に伝えてくれたか
  • 色々なことを相談しやすい雰囲気だったか

打ち合わせの際に誠実に対応してくれる担当者は、イレギュラーな事態が起きた時もあなたの立場になって色々と動いてくれるので、上記の内容で違和感がない担当者とお付き合いするのがおすすめです。

プロ目線での新しい提案をしてくれるか

制作会社には大きく分けて2パターンの制作会社があります。

  • 1. お客様の要望通りにホームページを制作する会社
  • 2. お客様の課題やサイト制作の目的をヒアリングして、目的を達成するためのホームページを提案する会社

自社にマーケティング担当などがいて、動線設計や狙っていきたいキーワード選定、サイトの構成などある程度ホームページの内容が設計できている場合は、①の制作会社で問題ないでしょう。

ただ、具体的な内容が決まっていない場合は、②のような制作会社にプロ目線での提案をしてもらうことで、本来の目的を達成するためのホームページを作ることができます。

自社の状況やホームページを制作する目的などに応じて、依頼する制作会社を選定するようにしましょう。

サポートや運用、保守はどこまで対応してくれるか

すでに社内で運用体制が整っている会社や、ホームページの運用方法を理解している担当がいる場合は特に問題ないのですが、大抵の場合ホームページは作成が完了したら放置されるケースがほとんどです。

せっかくお金と時間をかけて作っても、しっかりと運用されないと本来の目的を達成るすことはできません。なので、目的に応じて制作会社にどのようなサポートが可能なのか?や、ホームページを維持するためにはどのような保守が必要か?を確認して、対応が難しい場合は制作会社にどこまでサポートしてもらえるのかを確認しましょう。

制作会社に確認する運用、保守内容

  • 目的を達成するためには、どのようにホームページを運用した方がいいのか?
  • 上記の内容でどのようなサポートをしてくれるのか?
  • ホームページを維持するためには、どのような保守が必要か?
  • 上記の内容の保守を依頼したら、いくらくらいの費用が発生するのか?

ここの内容は制作完了した後に確認するケースがほとんどですが、打ち合わせの際に事前に確認しておくことで、運用コストも含めた上で制作会社を選定るすことができるので、事前に確認しておくことをお勧めします。

Web集客までサポートしてくれるのか

ホームページを作り込んだからといって、すぐにお問い合わせが入るようにはなりません。お問合せをホームページから獲得していくためには、ブログでメディアの運用、SNSでの発信活動、ウェブ広告の運用など、ターゲットにこちらからアプローチする施策が必要になってきます。

ホームページを作成する目的にもよりますが、ウェブ集客を目的にするのであれば、制作から集客までをサポートしてくれる制作会社に依頼した方が、あなたの事業内容をより深く理解した形でウェブ集客のサポートをしてくれるでしょう。

制作会社自身のホームページは魅力的か

ホームページからの集客がうまくいっている制作会社は、定期的にホームページのデザインを見直したり、コンテンツの更新を行ったりしているのが特徴で、ホームページ制作を依頼するのであれば、ホームページをしっかりと運用している制作会社を選びましょう。

制作会社の自社サイトチェックポイント

  • 長期間コンテンツの更新がされていない
  • デザインが古臭い
  • 動線が分かりずらい
  • 検討するにあたっての情報量が少ない

制作会社のホームページを見て違和感を感じたら、その制作会社は候補から外した方がいいかもしれません。

予算や納期に合わせて対応してくれるのか

上記のホームページ制作の予算と納期でお伝えした内容と重複しますが、ホームページ制作の目的や要望、予算や期間などを伝えた上で一度お見積もりをもらいましょう。

見積もりをもらう際に、ホームページを検討するにあたっての優先順位やポイントなどをお伝えし、再度制作会社からの提案を受けてみて、お互いに納得がいくポイントを探していきましょう。

ある程度予算が取れる場合は、要望が通りやすいですが、限られた予算での制作の場合は、一度に全て実現せずに、まずはコストを下げて優先順位が高い部分を実装して、その後追加開発という形で進めるのが理想的です。

信頼できる制作会社の3つの特徴

ホームページは会社の顔ですので、依頼する際は自社の事業を親身に考えて誠実に対応してくれる制作会社にお願いするのがいいですよね。

制作会社に限ったことではないですが、制作会社を選ぶ際に重要なポイントは以下の3つです。

  • 都合が悪いことやデメリットも正直に伝えてくれる
  • 不安が解消するまで丁寧に対応してくれる
  • 連絡のやり取りや打ち合わせなどで誠実に対応してくれる

都合が悪いことやデメリットも正直に伝えてくれる

打ち合わせやヒアリングの際に、自社で行うメリットだけでなく、デメリットの説明やリスクに関する説明をしっかりとしてくれる制作会社を選ぶようにしましょう。

デメリットなどをしっかり説明してくれる制作会社は、提案内容にも無理がなく、計画通りにプロジェクトが進む可能性が高いです。それとは反対に、デメリットやリスクの説明がほとんどない制作会社からの提案は、提案を通すために制作会社側に負荷がかかったクライアントに都合の良い提案内容になっていたりするので、プロジェクトが途中で炎上してしまうケースも少なくありません。

耳障りの良い提案だけをしてくる制作会社には、注意が必要です。

不安が解消するまで丁寧に対応してくれる

ホームページ制作などのウェブ関係の内容は、横文字も多く提案を受けたとしてもすぐに理解できない内容も多いです。制作会社もわかりやすく説明はしてくれますが、それでも提案内容がよくわからないケースは出てきます。

不明点が出てきた際に、それを察してクライアントに寄り添った形で対応してくれる制作会社を選ぶようにしましょう。提案時よりもプロジェクトが進行した方が専門用語なども多く出てくるので、クライアントに寄り添って、不安を解消しながらコミュニケーションを取れる制作会社を選ぶようにしましょう。

連絡のやり取りや打ち合わせなどで誠実に対応してくれる

上記の内容に関連してくるのですが、日々のやり取りや打ち合わせなどでクライアントに寄り添って、誠実に対応してくれる制作会社を選びましょう。

プロジェクトが進んでいくと、トラブルや想定外の事態が起こるケースが少なくありません。最悪な場合、自社のビジネスにも悪影響が出てしまいます。そんなときに、クライアントの立場になって柔軟にプロジェクトを進めてくれると、ストレスなくトラブルや想定外のケースを乗り越えることができます。

ホームページのサブスクという選択肢も




最近ではホームページのサブスクサービスも出てきており、高いデザイン性やクオリティのサイトがコストを押さえて運用することができるようになりました。

ウィルサポは月額9,800円からオリジナルのホームページをもてるサブスクサービスです。

  • 初期費用なしで月額9,800円から
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